放送予定
   
   
   
3月2日(火)放送予定
トヨタ
揺れる“世界一”ブランド


リコールが相次ぐ中、対応の遅れなどで批判されているトヨタ自動車。リコールの震源地・アメリカで24日、豊田章男社長が公聴会に出席。これまでの経営判断や対応に問題がなかったか、また、アメリカで大きな問題となっている「電子制御」に関して問題はないのか、厳しく問われた。公聴会後、アメリカ国内では豊田社長の証言を評価する声もあれば、厳しい声もあり今なお先行きが不透明なままだ。公聴会でどんな議論が交わされ、今後トヨタは信頼回復の道を切り開いていけるのか、考える。
(NO.2855)

スタジオゲスト 吉崎 達彦さん
    (双日総研主任エコノミスト)
 
   
   
3月3日(水)放送予定
高遠菜穂子のイラク(仮題)

2004年、自己責任論争を巻き起こしたイラクでの高遠菜穂子さんらの人質事件。あれからおよそ6年、日本人の中からイラク問題が忘れられていく中で、高遠さんは、ひっそりと、しかし絶えることなくイラクへの支援を続けてきた。アメリカ軍も撤退に向けて動き出す中で、イラクの治安はいまだ回復していない。 ブッシュの戦争への支持を真っ先に打ち出した日本。事件後の自らへの報道を思い出すといまだにトラウマで激しい不安に襲われるという高遠さん。しかし今、「日本人と向き合いたい」と考え、初めてカメラの前で自らの心のうちを明かした。 イラクの隣国ヨルダンを拠点に続けている彼女たち民間レベルの支援の現場を取材、また高遠さんへのロングインタビューで、人質事件、その後の6年、そしてなぜいまなお支援を続けるのか、その思いを聞く。
(NO.2856)

スタジオゲスト 江川 紹子さん
    (ジャーナリスト)