核廃絶訴え平和行進 焼津
[2010/03/01 18:00]
56年前、アメリカの水爆実験で死の灰を浴びて亡くなった第五福竜丸の乗組員久保山愛吉さんを追悼し、核廃絶を訴える平和行進が1日、焼津市で実施されました。 平和行進は水爆実験が行われた3月1日にあわせて原水爆禁止世界大会実行委員会などが実施し約1200人が参加しました。JR焼津駅をスタートした一行は、死の灰の犠牲となった第五福竜丸の乗組員久保山愛吉さんの遺影を先頭に第五福竜丸の母港旧焼津港など約3キロの道のりを核の廃絶を訴えながら行進しました。 平和行進のゴールの弘徳院の墓前には、久保山さんが好きだったバラの花などが供えられ、参加者たちは「原水爆の犠牲者は私を最後にして下さい」という遺言を残した久保山さんを偲び核兵器廃絶への思いを新たにしていました。
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