生活習慣病

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生活習慣病で亡くなる人は日本人のおよそ3分の2。糖尿病、心臓病、高脂血症、脳卒中などが代表的。[関連情報]

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仕事の疲れを癒やしてくれるコーヒー。豊富に含まれるポリフェノールが動脈硬化を防いでくれる効果が期待される(写真:産経新聞)

コーヒーからポリフェノール 心だけでなく体も癒やす

 動脈硬化の抑制などに効果があるとされるポリフェノール。赤ワインやココアなどに含まれていることは広く知られている。しかし、コーヒーにも赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれ、一日の食生活の中で仕事の合間や食後に飲むコーヒーから最も多くのポリフェノールが摂取されていることが、ポリフェノール研究の第一人者として知られるお茶の水女子大大学院の近藤和雄教授の調査・研究で分かった。(太田浩信)(産経新聞)
[記事全文]

◇赤ワインに匹敵する量
なぜなにポリフェノール - 飲料100mlあたり、食品100gあたりの総ポリフェノール量の棒グラフなど。ネスレ お客様相談室
ポリフェノールとコーヒーの意外な関係 - Business Media 誠(2月9日)

◇ポリフェノールの効果、含まれる食材など
ポリフェノール - 全日本コーヒー協会
これがポリフェノール軍団だ! - ポリフェノールの仲間と食材一覧。healthクリック

◇動脈硬化について
動脈硬化の基礎知識 - 指田医院
動脈硬化 | 動脈硬化を予防・改善するために - セルフドクターネット

◇そのほかコーヒーの病気予防効果
コーヒー、子宮体がん予防に効果 毎日3杯で危険度6割減 - 47NEWS(2008年9月1日)
忙しい人ほどコーヒーブレイクを。 コーヒー、紅茶・緑茶に「脳卒中の予防効果」あり! - ダイヤモンド・オンライン(2009年2月26日)
胃に悪い?お肌に悪い?コーヒー7つの誤解を解く - healthクリック

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

生活習慣病とは

食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が深く関与して発症する疾患の総称。以前は「成人病」と呼ばれていたが、成人であっても生活習慣の改善により予防できることから、1996年に厚生省(当時)が「生活習慣病」と改称することを提唱。日本人の三大死因であるがん、脳血管疾患、心疾患、および脳血管疾患や心疾患の危険因子となる動脈硬化症、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などはいずれも生活習慣病である。
糖尿病日本人の多くは体質的に糖尿病になりやすい遺伝子をもっている
脳卒中心臓病と脳卒中をあわせて、循環器病と呼んでいる
心臓病心臓弁膜症
高脂血症高脂血症はそれ自体、自覚症状があるわけではない
高血圧高血圧というのは、血圧が高いという1つの症状
肥満摂取したカロリーが消費するカロリーを上回っていれば、その分は脂肪として身体に蓄積され、それが続くと肥満という結果を生む
厚生労働省 - 国立循環器病センター「循環器病情報サービス」

三大生活習慣病

「がん」「脳卒中」「心臓病」の3つを指し、日本人の死因の約6割を占めている。生活習慣の乱れや喫煙、運動不足、ストレスなどが主な原因として上げられる(healthクリック)。

糖尿病について

糖尿病には「1型糖尿病」、「2型糖尿病」など、いくつかの種類がある。「2型糖尿病」は食事や運動などの生活習慣が関係している場合が多く、日本の糖尿病の95%以上はこのタイプ。「1型糖尿病」は子どものうちに始まることが多く、いくつかの遺伝子と環境要因が複雑に結びついた結果、発症すると考えられている。(厚生労働省「糖尿病ホームページへようこそ」、Dr.インスリンの1型糖尿病教室「1型糖尿病とは?」より)。
治療
HbA1c(ヘモフロビン・エーワンシー)
過去1〜2か月の平均血糖値を表わす数値として、HbA1c(ヘモフロビン・エーワンシー)がある。これは、これまでさまざまな問題があって、糖尿病の診断基準に使うことを見送られてきた。かつては世界のどの国でもHbA1cが測定できるという状況ではなく、測定方法も結果もかなりバラつきがあった。しかし分析法も進歩し、世界共通のHbA1c(IFCC-HbA1c)も確立したので、最近では糖尿病の診断基準に使用することを改めて検討する動きが高まっている。また公式を使えば、HbA1cから過去1〜2ヶ月の推定平均血糖値を知ることができる

現状

厚生労働省の平成19年 国民健康・栄養調査結果によると、糖尿病が強く疑われる人は約890万人。糖尿病の可能性が否定できない人は約1,320万人、合わせて約2,210万人と推定された。また、40〜74歳でみると、男性の2人に1人、女性の5人に1人が、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる者又は予備群と考えられる。

原因

農林水産省の「我が国の食生活の現状と食育の推進について」(PDFファイル)によると、(1)栄養バランスの崩れ(2)食料消費を巡る社会情勢の変化(3)食の外部化・簡素化の進展、などの食料消費構造の変化を上げ、特に、朝食の欠食などの食習慣の乱れや必要以上のダイエットなどの不健全な食生活が健康を損なう原因の1つとなるとして解説している。

予防法

厚生労働省のサイト「生活習慣病予防(健康づくり)特集」では、(1)運動施策の推進、(2)栄養・食育対策の推進、(3)たばこ対策を予防策として紹介している。

内臓脂肪と生活習慣病

内臓脂肪の増加は、糖尿病、血栓症、動脈硬化・高血圧症の促進につながる。内臓脂肪を減らすには有酸素運動が効果的。有酸素運動は、運動の持続時間が20〜30分以上ないと脂肪の燃焼が起きないとされている。

食生活から防ぐ生活習慣病

欧米のような肥満からくる生活習慣病に悩む国々は、エネルギーの半分近くを肉類の脂肪からとっている。血中のコレステロールや脂肪が増えすぎると動脈硬化を招きやすい。日本型食生活で主食となっている米は、(1)血糖値が上がりにくい(穀類を粉にして作るパンやパスタは消化吸収が良く、血糖値が上がりやすい)、(2)低カロリー(塩分や油で調理せず、そのままごはんとして食べられる)、(3)ごはんに味がついていないため、どんな食材とも合うなどの特徴が挙げられる。(All About「日本人の長寿の秘訣 命のコメ」(2006年6月22日))

トランス脂肪酸

分子構造の二重結合の一部がトランス型になった脂肪酸を、トランス脂肪酸と呼ぶ。トランス脂肪酸を多く摂取すると、体内で善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールが増えると言われる。海外では使用禁止にする国が増えてきている(All About「世界のニュース・トレンド」ガイド記事「米KFCが使用を止めるトランス脂肪酸とは」)。

調査データ

海外での動向

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