幹部らが逮捕されたことを受け、北教組は1日夜、「北教組役員の不当逮捕について」と題したコメントを発表した。「逮捕容疑のような事実は一切なく、不当な組織弾圧と言わざるを得ない」「このような不当逮捕に対して、嫌疑を晴らすべく組織一丸となってたたかっていくこととする。今後もこれまで同様、不当弾圧にひるむことなく、憲法を守り民主教育を確立する運動を引き続き推進する」としている。
一方、北教組が加盟する日教組は同日、「捜査段階とはいえ、逮捕されたことにより結果的に子どもや社会に不信感を抱かせることにつながり、深くおわび申し上げます」とする岡本泰良書記長名の談話を発表した。「教育公務員としての政治活動へのかかわり方や教職員組合の社会的責任の重さについて学習を深めるとともに、法令順守の徹底を呼びかけてきた」「このような事態になったことは極めて残念」などとしている。