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2010年3月1日(月) 19:30 |
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宇高航路、国の対応に”いらだち”
宇野と高松を結ぶフェリーが今月26日に廃止されるのを前に、国土交通省は地元自治体と連携して協議会を発足し、先週金曜日初めての会議を開きました。
しかし、国が具体的な存続案を示さなかったことから、地元自治体からはいらだちの声も出ています。 日開かれた香川県議会の総務委員会です。 議員からは宇高航路の存続問題で、香川県の支援について質問が相次ぎました。 宇野と高松を結ぶ2つのフェリー会社は、今月26日に航路を廃止することを発表しています。 航路存続への道を探るため国土交通省は、香川県や岡山県など4つの自治体と連絡協議会を発足し、先週金曜日に初めての会議を開きました。 しかし、国が示した案は、現在の宇高航路の存続や宇高航路の代わりに、直島航路を宇野まで延長するといった表現で、航路維持へ向けての具体案はありませんでした。 協議会は改めて具体案を検討することにしてます。 高松市は、財政面で支援する用意はあるが、市単独では難しいとしています。 そして、ぎりぎりの協議会発足にいらだちの表情です。 廃止まで一ヶ月を切りました。 宇高航路を存続するために国を含めて県や市がどのような具体策を提示するのか、次回の協議会は3月6日に開かれます。
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