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副知事へ贈賄、起訴の全国町村会会長「町には迷惑かけてない」
福岡県の後期高齢者医療制度をめぐる汚職事件で、贈賄罪で起訴された県町村会長で同県添田町長の山本文男被告(84)は1日、町議会の全員協議会で、進退について「今後、町民の意見を聞いてから決めたい」と判断を保留する考えを明らかにした。
山本被告は元福岡県副知事の中島孝之被告(68)に100万円を渡したことについて「県町村会としてやったことだが、添田町には迷惑をかけてない」と述べた。
これに対し、町議からは「出直し町長選をするべきではないか」との意見が出たが、山本被告は「考えてない」と否定。町民の意見集約の方法は決めていないとした。
山本被告は昭和46年に初当選し10期目。全国町村会長も平成11年以降6期務めている。町長の任期は23年1月まで。