2010年3月1日 19時40分更新
先月27日、南米チリの沿岸で起きた巨大地震の被災者を支援するため、岡山市の国際医療ボランティア団体「AMDA」の医師と職員、あわせて2人が1日現地に向けて出発しました。
出発したのは、「AMDA」の医師の津曲兼司さんと現地の医療機関などとの調整にあたる職員の森田佳奈子さんの2人で、1日午後JR岡山駅から成田空港に向かいました。
南米チリの沿岸では先月27日マグニチュード8.8の巨大地震とそれにともなう津波が発生し、これまでに700人余りの死亡が確認されています。
現地では倒壊した家屋の下敷きになるなどしてけがをした人も多いため2人は当面、被害が大きかった震源近くの町へ向い被災者の医療支援にあたることにしています。
出発前の津曲医師は「多くの家が倒壊してたくさんのけが人が出ていると聞いている。現地の医師と話し合って、どのようなニーズがあるか把握してから支援活動を行いたい。」と話していました。