2010年3月1日 19時40分更新
桃太郎スタジアムの愛称で親しまれてきた県総合グラウンド陸上競技場は1日から「カンコースタジアム」に変わりスタジアム前の広場で新しい愛称のロゴの除幕式が行われました。
厳しい財政状況の岡山県は、財源を確保するため陸上競技場に愛称を付ける権利を岡山市の大手学生服メーカー「尾崎商事」に売却し「カンコースタジアム」となることが決まりました。
競技場の愛称は1日からカンコースタジアムに変更され陸上競技場の前の広場で尾崎商事の尾崎茂社長や石井知事らが出席してスタジアム入り口の愛称のロゴの除幕式が行われました。
式では尾崎社長が「我が社が誇りをかけて育ててきた学生服のブランドがスタジアムの新しい愛称となり喜びで一杯です。引き続き県民の憩いの場として愛していただけるよう努力していきたい」とあいさつしました。
最後に、出席した関係者によって幕が引かれ、「カンコースタジアム」と書かれた新しい愛称のロゴがお披露目されました。
カンコースタジアムでは今月13日にはサッカーJ2のファジアーノ岡山のホーム開幕戦が行われることになっています。