2010年3月1日 19時40分更新
笠岡市議会は、議会を傍聴する市民が減っていることから、2日から始まる定例市議会のうち1日を、市民が傍聴しやすいよう今週の土曜日に開くことになりました。
笠岡市議会では、傍聴に訪れる市民が年々減って、去年1年間に傍聴した市民は、おととしより45人少ない延べ54人に止まりました。
このため笠岡市議会では、市民に市政への関心を高めてもらうきっかけにしようと、2日から始まる3月定例議会で3日間予定されている一般質問のうちの1日を、一般の市民も傍聴しやすい今週土曜日の6日に開くことになりました。
傍聴者を増やすために、休日に議会を開くのは、県内の市町村では初めての試みで、笠岡市議会では、今回の取り組みで傍聴者が増えれば、休日の議会を定期的に開くことも検討することにしています。
笠岡市議会の天野喜一郎議長は、「議会を生で見てもらうことで緊張感が伝われば、市民の市政への関心が高まると思う。開かれた議会をめざすきっかけにしたい」と話しています。