大魔神とアフレコする上條恒彦(右)=東京・港区のオムニバスジャパン本社
1966年に製作された特撮時代劇映画「大魔神」シリーズが、4月スタートのテレビ東京・大阪系ドラマ「大魔神カノン」で44年ぶりに復活することになり、27日、声優を務める俳優の上條恒彦(69)が、都内で会見を行った。
「‐カノン」は、現代の東京を舞台に、歌好きの少女カノンが歌う「いのりうた」によってよみがえった大魔神が、悪霊を退治していく特撮アクション。映画版では、仁王立ちで怒る姿が印象的だったが、今作では、歌ったり踊ったりするユーモラスな面も持つ妖怪として描かれる。
上條は、プロ野球の元横浜・佐々木主浩投手が“ハマの大魔神”と呼ばれたことを引き合いに、「僕は“歌う大魔神”かな。僕そのままの声で、人間味あるキャラを演じたい」と意気込んだ。
放送は、テレビ東京が4月2日から金曜深夜1・23。テレビ大阪は同6日から火曜深夜1・30。