Apemanさんへの手紙
February 28, 2010
apemanさん、
>ちなみに、このエントリも魚拓をとっておいたから、削除しても無駄だよ。
ははは。関西のひとはしつこいのが取り柄だからな。apemanさんの住んでいるところって、わっしが生まれて初めて「たこ焼き」を食べたところに近いのね。すぐに吐き出して、かーちゃんに怒られた。いまは好きだけどな。
あの頃、地震の復興で、まだたいへんそうだったけど、いまはどうなんだろう?
めんどくさがって、まだ読んでないけどapeman送ってきたトラバの見出しを見ると、「昇一メソッドや七平メソッド」ちゅうふうに書いてあるのい。昇一、は渡部昇一、でしょうか。
わしもあのひとが雑誌に書いた記事を読んだことがありますが、好きにはなれそーもないひとであった。七平、は山本七平でしょうが、「イザヤベンダサン」は読んだことがないが山本七平はある。戦争中の准尉時代の話がバカバカしくて面白かった。
そーゆえば「ポールボネ」のほうは知っている古本屋さんに問い合わせてもなかった。
どこへいけば買えるのかな。
いまどき外国人をありがたがる日本人なんかいないでしょう。
わっしはapemanの言うことがピンと来なかったのでしばらく考えてみましたが、「むかし」の日本社会の「西洋一般」への反応を前提にしているのね。
apemanが若い人かトシヨリかはまだわかりませんが、そーすると結構年齢がいったひとなのかなあ、と思う。
わっしが子供の頃はね、まだ、わっしが支払いをするためにレジへ行くと、レジのおばちゃんが緊張で手を震わしたりしていた。あのなつかしい奈良でのことです。
かーちゃんがタクシーを止めようとすると、「ガイジン」というだけで走りさってしまう。
でも、もういまはそういうことはなくなった。「あっ、ガイジンだ」という視線というものがなくなったので、別に理屈の力を借りなくても「ガイジン」という考えが日本から急速になくなりつつあるのがわかります。
わっしの(あなたたちが嘲って言う)「英作文」については、だって自分が英語国民なのは自分では良く知っているわけでしょう?
だから少なくともわっし自身はapeman さんの議論自体というか歴史議論も含めて、apemanさんの論証の方法自体がまったく信用できない。あなたがわしの英語が「日本人の英語だ」と「証明」したと言うのを聞いているだけで、あなたの「論証」というものがどういう種類のものか誰にでもわかるのね。だからあなたのブログを読む気がなかなか起こらない。
それに、ほら、日本語の品が悪すぎるんです。
apemanのほうはわっしではないから、こう書いてもピンとこないでしょうが、失礼よりもなによりも、
どーしてこのひとはそんなヘンなことを信じちゃうんだろ?
しかも「証明」しちゃうのか、すげー、と思う、というだけのことなのね。
20年も30年も合衆国やオーストラリアで暮らしているひとたちや、マルクスヒロシ(http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/)のように文献の論証を商売にして合衆国で研究者をやっているひと(このDr.Marksというひとはやなやつなので3人のアメリカ人女子大生にわしの英語を見せて確認したそーだ。そーゆー、やらしいことまでしておいておまけに「どーだ、ジョシダイセイだぞ、ジョシダイセイ、うらやましーだろ」という実際うらやましくなくもない自慢まで書いてくる、というスカンタコなんだけどね)までブログ友達(とゆってもこのひとが「友達になってほしいひとなのだ、とわしが考え出したのはapemanさんが腰巾着を糾合して「ガメ破壊運動」を始めてから、なんだけどね。それまでは「研究者」なんて、わし嫌いなのになあ、と考えて喧嘩腰で話したことがあるだけだった。apemanさんのおかげで友達がひとり増えてしまいました)なのに、わっしが仮に日本人だったら、自分で書いた英語を目の前にだすなんて、やるわけねーじゃん。
そーゆーところが(歴史オタクのパワーはすごいらしいけど)、apemanというひとの「おかしみ」だと思います。なんちゅうかジョーシキ(難しい意味でなくて、世間的なジョーシキどすな)が欠けていて、ヘンなひとだなあー、と思う。
わしはね、失礼な人間が嫌いなだけです。えらそーなやつが嫌いなの。
ヒマになってから振り返ってみると、apemanよりもあなたの腰巾着のQKのあまりの無礼さにあなたと口を利く気がしなくなったのだが、どーも、いまも嫌いだな。
こうやって少し長い文章をあなたに向かって書こうと思ったのは、あなたが「渡部昇一」という名前を口にしたからでしょうかね。
ブログを読みもしないでこういうのはなんだが、この「しつこさ」から想像されるパワーをうまく使うには、匿名で書く、というスタイルをやめて、正統的な研究者のスタイルで勝負したほうがいいんではないだろうか。
匿名ブログなんて泡のようなもんです。
誰もまともなことが書いてあると思って読んでいるわけがない。
ほら、「好きこそものの上手」というでしょう?
apemanはきっと歴史が大好きなひとでしょうから、仮にmankindさんがいうような事情だとしても、ダイジョーブですよ。必ず、歴史の、うーんと、なんちゅうんだ、「論壇」かな? 論壇はヘンか。まあいいや、ここは論壇にしよう。論壇で、まともな議論の相手を見つけて自分の歴史眼を磨いたほうが自分のためにもよいのではないだろうか。
ひとがメールに書いてくることやkamayanさんのところに寄せてあったコメントを読んだ感じで言うと、相当下品で口汚いようだが、それはさ、研究者の世界では標準語ともゆえるから、かえって向いているんちゃう?
でも匿名ではダメなんです。
匿名で歴史の議論をやっていると、なんちゃうかなあ「匿名臭」がしてきちゃうのね。
ヘンなひとばっかりゾロゾロ味方についてしまうしね。
「ガメ・オベールの日本語練習帳」はもともと、というか主観的にはいまでもゲームブログですが、これは匿名のブログというものが泡沫だからわざわざ選んでそうしてある。
まっ、こうやって書いていても、いままでのくちぶりから察してapemanさんはちゃんと読めないだろうけど、それはそれでいいや。
誤解してはいけないが、わしがあなたのような失礼の極みみたいな人間を大嫌いなのは変わりません。どうも、これから先もブログを読む気になるとは思われぬ。
魚拓って、「魚拓サイト」なのね。
ま、魚拓でもなんでもとってください。しかし、あの「魚拓サイト」っちゅうのは、おもしろいもんだな。
ときどき読み返してみると、自分のブログにときどきすげーヘンなことが書いてあって、
「これ、ほんまにわしが書いたんか?」ということがあるので、そーゆーのは自分で全部魚拓をとっておいて「ガメ・オベール旧悪全書」(apemanなら知っているだろうが逍遙センセイの故事にならっておる)と銘打って、自分の恥の歴史に永久に残しておくとよいかも知れません。
>復活おめでとう!
apemanは知らないようだが、このブログは年中削除されたり閉鎖されたりしてますがな。
理由はapemanが考えているのとはちょっと違う。
apemanはゲームをやらないんだな。
「アッタマに来たから」とか「飽きたから」とか、ひどいときになると「コメントの返事を書くのがめんどくなったから」という言語道断な理由もあったな。
こーゆーとapemanみたいな下品なやつは小躍りして喜びそーだが、わっしはこのブログを字義通り「日本語の練習」に使っている。
そんなもん、おまえの日本語なんか読むに耐えないからチラシの裏に書け、とゆってきた「とん平」というひとが来たことがあるが(そーゆえば、あのときもサイトを削除したのだった)、チラシは貴重な再生資源だからサーバーの上にデジタルに書いた方が「地球にやさしい」であろう。
あなたは本当に失礼で嫌なやつだが、ゴボーのほうは自分でも興味が出てきたのでロンドンに戻ったら、自分で読んだものをもう一回さがしてみてもいい、と考えました。わっしの「ゴボーの話」を読んだときの第一感が、「そんなことがあるはずはない」というものだったことは書いておいてもよい。まーた、日本の人がアホみたいなウソ話をつくっちゃって、というものであった。
それで、いろいろ読んでみたのね。
マルクスヒロシに、「おまえの文は長くて冗長で読めん」といつもバカにされるが、
このコメントへの返信も長くなりすぎたでの記事にすべ、と考えました。
自分でいまちょっと読み返してみてもくだらないので、この記事は削除するかもしれないから、ほら、apemanさんの好きな、あれ、「魚拓」とっといてね。
自分でやるのメンドクサイ。
March 1, 2010 at 4:48 am
再開ですか。あぁよかった、本当に。