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大宮DF塚本がガン手術…事実上の引退へ

2010年02月28日06時03分 / 提供:スポニチ

スポニチ

大宮のDF塚本泰史(24)が27日、さいたま市内で会見し、右大腿骨の骨肉腫を患ったことを公表した。骨肉腫は骨にできるがん。3月に手術を受けるが、腫瘍(しゅよう)のある骨を除去して人工骨を入れるため現役続行は不可能となった。

昨夏から右ひざ付近に痛みが出て、1月の検査で腫瘍が見つかったという塚本は「医者から“もうサッカーはできない”と言われ、頭が真っ白になって、夢じゃないかと思った」と涙声で話した。

塚本は駒大から08年に加入。精度の高いキックを武器に右サイドバックの定位置を確保し、昨季は21試合に出場して2得点を挙げた。無念の引退となるが「つらい闘病生活、リハビリが待っていると思うが、同じ病気の人たちに少しでも勇気を与えたい」と気丈に話した。渡辺社長は「今季はチームの一員として戦う」と、選手登録からは外さないことを明言した。


関連ワード:
塚本泰史  がん  サッカー  

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