民主党県連が今夏の参院選岐阜選挙区(改選数2)で自民党現職の松田岩夫参院議員=岐阜選挙区=の政策秘書、小見山幸治(よしはる)氏(47)を擁立する方針を固めたことを受け、小見山氏は26日、自民党県連に正式に離党届を提出した。さらにこの日、松田参院議員の政策秘書を辞職し、民主党に入党した。民主党県連は、28日の常任幹事会で正式に小見山氏の擁立を決める方針。
一方、松田氏は小見山氏の民主党からの出馬や自身の進退について、来月1日に記者会見で説明する予定。松田氏の事務所は「現在はコメントを差し控えたい」としているが、自民党を離党するとみられる。【山田尚弘】
毎日新聞 2010年2月27日 地方版