■食材について

 現在日本の食料自給率は4割を切り、安全性に疑問
が残る、安価な輸入食材が出回っています。

 その一方で、国産を掲げていても産地や原材料、賞
味期限の偽装問題、安全性の問題は、連日世間を騒
がせています。

 世界に目を向けても、食料価格の高騰、環境汚染、
食の安全意識の高まり、深刻化する飢餓など、「食」を
巡る環境は大きく変わりつつあり、食材の選択はます
ます厳しさを増しています。


 自由の森の食堂では、子ども達の健康を第一に
考え、創立から今に至るまで、安全・安心な食を厳選
して提供しており、生産者の顔が見える食材で調理
しています。ここではそれらの食材についてご紹介
します。

 穀類や野菜・果物は国内産有機農産物を優先し、
加工品は食品添加物不使用のものを使用。畜産物
は薬を投与しないで飼育されたもの、調味料は伝統
的な製法によって作られたもの、牛乳は低温殺菌の
もの、など、その安全へのこだわりは、全国の学校
給食の中でもトップレベルであると自負しています。


■穀類・大豆加工品

米・雑穀  山形県新庄市から減農薬のお米、熊本県
阿蘇郡から無農薬のお米を玄米で仕入れ、食堂の
精米機にかけて胚芽米に精米し、提供しています。
きび、粟、黒米などの雑穀や大豆、金時豆などの豆類
も国産有機栽培のものを使っています。

小麦粉  特別栽培小麦を使用した国産の「へいあん
小麦粉」を使用しています。食堂のパンや手打ちうどん
もこの小麦粉を使って作られています。

豆腐・油揚げ  越生町にある「大豆工房みや」さんの
国産大豆100%、消泡剤不使用、天然海水にがり使用、
揚げに使う油は圧搾なたね一番絞りというこだわりの
豆腐製品です。

納豆  北海道産大豆を使用した「グリーンパール納豆」

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