本とレンズとわたしとその他。

つばき

本、カメラのこと、その他、そして、私のつぶやきについてなどを、つらつらと。

 
<< 2010年02月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28
最新記事
月別アーカイブ
最新コメント
カテゴリアーカイブ
ブログ内検索


http://women.benesse.ne.jp/blog/0544/index2_0.rss

黄金のまどろみ

2010/02/22 14:43

闇の大組織に、狙われた男。
誰が、敵なのか?味方なのか?
そんなこと、考えなくてもいい。
とにかく、逃げろ!逃げろ!
何も考えず。
逃げるその道は・・・。
え?あそこ??

もはや、我が居を構える、杜の都に、
市民栄誉賞なんてものがあったら、
野村元楽天監督と、この方が受賞されるだろうと思われる、
いまや、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気作家、伊坂幸太郎さん。
ご多分に漏れず、私も大ファン!
既刊されたものは、ほとんど読破しました。

しかし、昨年の本屋大賞を受賞し、
映画にまでなってしまったこの作品を、
今年に入っても、未読のまま。
購入したのは、妊娠中だったのですが、
いやー、私って、妊婦になると、集中力なくなるのよねーと。
今の今まで、つん読していた自分を、バカ!バカ!と罵りたい。

※※※

長くなりそうなので、以下は隠しておきます。
時折、こんな風に暑苦しくなる予感の当ブログ、
サンキュ!学園で、浮くことはないか、とても心配です。
 
面白かった!
「伊坂作品の最高峰」などと評されていたことにも、
合点がいきます。

話の点と点がつながる、巧妙さ。
心に残る、台詞。
実際会ったら、惚れてしまいそうな、魅力的な登場人物。
映画のワンシーンが浮かぶような、映像的なシーン。
ハッピーエンドではなくとも、後味が良い、ラスト。

伊坂作品の魅力が、漏れなく詰まり、
しかも、一度ふたを開けると、
締めるタイミングが分からなくなる、
パンドラの箱。

ミステリーが苦手の私も、ワクワクして楽しめました。
わりと厚めの本ですが、ふた晩で読んじゃったよ。

また、ワタクシ的読みどころとしては、
杜の都をベースというか、そのままやん!と突っ込みたくなるほど、
仙台の街を舞台にしているので、
設定の想像がしやすく、ますます面白かったです。
(それもそのはず、伊坂さんは、仙台市在住なのです。
わたし、すれ違ったことあるもん!ピース。)

映画も、既に封切してます。
本来ならば、公開初日、
舞台挨拶にまで足を伸ばしたいところでいたが、
諸事情(=赤子)により、未鑑賞です。
でも、そのうち、行くけどね!

映画化についても、色々エピソードがあるので、
追々、更新します。
 
この記事がいいと思ったらクリック

コメント(2)

コメントを紹介

うまつまさん

きゃは☆見つかっちゃった♪
初めましてですね。つばきです。よろしく〜☆
初コメ、ありがとうございます!!謝々。

伊坂さん、うちの「活字を読むと眠くなる@タイプのび太
」の夫まで、夢中にさせた、マジシャンよ!ミラクルよ!
「ゴールデンスランバー」は、一気に読めると思うので、
取っ掛かりには、お勧めかも。

わお。安部公房ですか。
戦後だったら、坂口安吾とか、遠藤周作とか?
うんうん!そのとき読んでる本に、かなり気持ちが引き摺られます!
だから、出産後は、あまりアンダーグランドな本は読まなくなったなあ。
たまに、どっぷり浸かりたい!とは思うんだけど、なかなか。
今は、今頃1Q84を読んでいるので、気分は、女殺し屋。

by  つばき  2010/02/26

オホホホ。
見つけましてよ。
はじめまして☆☆

伊坂幸太郎さん、知らないなー。
でもつばきちゃんが紹介するんだから間違いないんじゃろうね。
私は今、安部公房に夢中ですわ。
なんかここ数年戦前戦後ものしか読んでないんよー。
本ってさ。その時読んでる内容で、実生活も頭ん中洗脳されない?

by  うまつま @サンキュ!学園  2010/02/26

 

コメントを投稿する (2)

関連記事(0)

関連記事を紹介