27日午後3時25分ごろ、下高井郡山ノ内町平穏の志賀高原横手山スキー場第2ゲレンデでスノーボードをしていた長野市風間、事務員伏見恵さん(24)が、作業中の圧雪車に後ろから衝突した。意識不明となってドクターヘリで同市内の病院へ運ばれたが、中野署によると、頸椎(けいつい)骨折と肺挫傷などの重傷。
スキー場の運営会社によると、気温が上がって雪面が緩んだため、午後3時すぎから圧雪作業を開始。圧雪車はサイレンを鳴らし、注意を促す放送も流していたが、ゲレンデは自由に滑れる状態だった。周囲にパトロール員は配置していなかったという。同署が事故原因を調べている。