2010年2月27日 20時29分更新
自民党岡山県連は、ことしの夏に行われる参議院選挙の岡山選挙区の候補者に、元会社員の山田美香氏を擁立することを決めました。
自民党岡山県連は、去年の衆議院選挙での大敗を受け、ことし夏の参議院選挙では一般からの公募による候補者の擁立を目指しましたが、最終選考に残った応募者が次々と辞退したことから、県連幹部を中心に候補者の選考を進めてきました。
そして27日岡山市内のホテルで開いた会合で、元会社員の山田美香氏を岡山選挙区の候補者として擁立することを決めました。
山田氏は岡山市出身の42歳。
大学卒業後、埼玉県に本社を置く自動車部品メーカーのフランスの子会社などで2月まで勤務してきました。
山田氏は会見で「フランスから、日本の政権交代を期待してみてきたが、現在、迷走している政治状況にがっかりした。この状況を変えるためには新しい風が必要で、若く、市民感覚を備えた私に新しい風を吹き込む原動力があると信じ立候補を決意した」と述べました。
参議院選挙の岡山選挙区には、これまでに参議院議長への就任に伴い
民主党の会派を離れている現職
の江田五月氏、
共産党の新人、垣内雄一氏、
それに
諸派の新人、小岩井実由香氏が立候補を表明しています。