NHK岡山のニュース

倉敷殺人「子供も殺すつもり」

倉敷市で４３歳の男が同居している義理の姉とその子ども２人のあわせて３人を刺して死傷させたとして逮捕された事件で、男は警察の調べに対し、「子どもも殺すつもりだった」と供述していることが警察への取材でわかりました。

この事件は２５日夕方、倉敷市林の鉄筋工大崎新市容疑者（４３）が自宅に同居している義理の姉の大崎峰子さんを（３８）刃物で刺して殺害したうえ、峰子さんの１４歳と７歳の息子２人も刺してけがを負わせたとして殺人の疑いで逮捕されたものです。

警察の調べに対し、大崎容疑者は「峰子さんだけでなく、子どもも殺すつもりだった」と供述していることが警察への取材でわかりました。
このため警察では２７日大崎容疑者の身柄を峰子さんを殺害した殺人の容疑に加え、２人の子どもに対する殺人未遂の容疑で岡山地方検察庁に送りました。

警察では大崎容疑者が峰子さんに抵抗されながらも背後から執ように刺していることから峰子さんの家族に深い殺意を持っていたものとみて動機について詳しく調べています。