ローカルニュース
自民が街頭で批判 反発広がるチベット発言
2010年02月27日
民主党の石井一選対委員長が「鳥取と島根は日本のチベット」と発言して批判を受けた問題で、石井氏が発言を撤回しない考えを示したことについて、鳥取県内で反発が広がっている。自民党県連は26日、八頭町と鳥取市で抗議の街頭活動を展開。平井伸治知事は同日の県議会本会議で、あらためて「発言を撤回し、謝罪すべき」と批判した。
石井氏は25日に大阪市内であった会合で「チベットは風光明媚(めいび)で人柄が良いと言われている。釈明やおわびをすることは何もない」と述べた。
「愛する鳥取が蔑視(べっし)された」「『地域主権』を掲げる党の幹部がする発言か」。鳥取市であった自民党県連の街頭活動では、3人の役員が買い物客らに憤りを訴えた。
県連は23日、民主党県連に対し、発言の撤回を求める抗議文を送付したが、回答はまだないという。山口享会長は石井氏の姿勢について「発言を正当化しており、県民との感覚がずれている。理解に苦しむ」としている。
一方、平井知事は本会議で「鳥取に愛情があるのなら言動で示してほしい」と強調。議会後の取材に対し「真意をしっかり説明すべき。けじめが必要だ」と指摘した。
民主党員にも戸惑いが広がり、県連の福間裕隆幹事長は「石井さんの真意が伝わってない」としつつも「県民に誤解を与えて不愉快な思いをさせていることは事実であり、政治家として慎重な発言をすべきだった。率直におわびするべき」と話している。
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