(CNN) アフリカ西部、マリ中部の古都トンブクトゥのモスク(イスラム礼拝堂)外で25日夜、詰め掛けた宗徒が次々と押し倒され、26人が圧死する事故が起きた。同国の国営メディアが報じた。犠牲者の約半数は子供だった。
少なくとも41人が負傷した。
宗徒は、イスラム教預言者ムハンマドの生誕を祝う式に参加していた。事故が起きたのは、ジンガリーベル・モスク近くで、約4000人が押し掛け、狭い道路に密集していた。パニック状態に陥り、事態を悪化させたという。
モスクへ通じる主要道路は工事で閉鎖されていた。
トンブクトゥは首都バマコから北西へ約1000キロ離れている。