26日、環球時報は、韓国の失格によって中国が金メダルを獲得したショートトラック女子3000メートルの結果に関し、中韓両国のネット上で議論が起こっていることを例に挙げ、識者の意見を紹介した。写真は金メダルを手にする中国チーム。

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<ショートトラック>韓国失格で中国が金メダル、両国の中傷合戦に識者が意見―中国
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2010年2月26日、環球時報は、韓国の失格によって中国が金メダルを獲得したバンクーバー冬季五輪・ショートトラック女子3000メートルの結果に関し、中韓両国のネット上で議論が起こっていることを例に挙げ、識者の意見を紹介した。

ショートトラック女子3000メートルで韓国がトップでゴールしながら進路妨害で失格し、中国が金メダルを獲得したことについて、環球網がネットアンケートを実施したところ、約20%は「韓国の気持ちは理解できる」との回答だったが、77%は「負けられないとの気持ちが災いした」と韓国に対して批判的だった。

これに関し、中国国際問題研究所の晋林波(ジン・リンボー)研究員は「スポーツは公平・公正であるべきで、結果についても平常心を持つべきだ。韓国国民の気持ちは理解できるが、スポーツを国家間の争いにまで引き上げることはふさわしくない。両国民とも寛容さと自制心を持ち、民族主義的な感情を控えてほしい」と主張する。

北京大学の張頤武(ジアン・イーウー)氏は「両国間では近年、歴史や文化の分野でさまざまな論争が起こっていた。中国の一部のネットユーザーは今回の件で過激な意見を述べ、過去にたまった不満を発散しているのかもしれない」と分析している。

また、人民日報の前駐韓国首席記者・王林昌(ワン・リンチャン)氏は「韓国には嫌中感情が、中国には嫌韓感情が存在している。この種の感情は一時的に収まっても新たな状況が発生すると再び盛り上がる」とし、「小さな摩擦は避けられないが、こうした声が両国のネットユーザーを代表しているわけでもなく、両国の関係がこれによって影響を受けることもないだろう」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
2010-02-27 12:34:53 配信

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