マイボイスコムの調査によると、ソフトバンクモバイルが販売するアップルのスマートフォン「iPhone」の利用者が抱いている不満で最も多かったのは、「バッテリーの消耗が早いこと」で、38%の人がそう答えた。次いで「Flashを使ったサイトがみられない」が36%となった。
以下は「使用料金が高い」(32%)、「端末価格が高い」(30%)、「おサイフケータイ機能がない」(27%)と続いた。
この調査は2月1―5日にインターネット上で実施し、1万3612人から回答を集めた。「スマートフォン」という言葉については全体の89%が知っているが、利用している人は6%で、機種はiPhoneが3%と最も多い。
iPhoneの利用者のうち、以前からソフトバンクモバイルに契約していた人は46%。また26%の人はiPhoneのために他社からソフトバンクモバイルに移り、20%の人は他社の携帯を使いながら2台目の端末としてiPhoneを導入したという。
現在所有している、いないとを問わず、今後iPhoneを利用したいかどうかを尋ねたところ「利用したい」という回答は20%で、「わからない」が49%、「利用したくない」が32%だった。
iPhoneを利用したいという人に、どんな機能に魅力を感じたのかを聞くと、「Safari(アップルのブラウザ)によるWebサイトの閲覧」が54%、続いて「タッチパネル」が52%、各種アプリケーションを購入できる「App Store」が49%、音楽や動画を再生する「iPodとしての機能」が46%となった。
なお、今後iPhoneを利用する場合、「携帯電話はiPhoneのみを利用する」という人が69%。一方で「携帯電話はiPhoneを含め複数所有し、機能によってiPhoneを利用する」という人は23%だった。
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