はじめに
人間、「さみしい」、「悲しい」と思うことがよくあります。特に、夜一人で部屋にいる時などには強烈なさみしさを感じることがありますよね。
「さみしい」という感情には二通りの原因があります。それは「理由があるさみしさ」と「理由がないさみしさ」です。
ここでは理由がないさみしさへの対応法を紹介します。
前提
人の感情は複雑に見えますが、実は割とシンプルと言われています。イメージ的には頭の中にスイッチがあり、何かされると、反射的にそれを押すことで感情が切り替わっているというイメージです。
つまり、理由がない感情は、なんらかのきっかけで頭の中のスイッチが押されている状態なのです。それを別のスイッチに切り替えてしまえば和らぐことがあります。
対応法
上を向く
人間、落ち込むと下を向く傾向があります。そして元気だと上を向く傾向があります。逆に、上を向けば元気が出てきたりします。30秒ほど空を眺めてみたりしてみましょう。
光を浴びる
光を浴びると人間の身体は活発的になります。特に冬など、日の光が出ている時が短い場合は落ち込みやすくなります。
なるべく外にでて日光浴をしたり、夜であればコンビニなど光の強いところに長くいることで、ネガティブな気持ちが和らぐことがあります。
意味なく笑う
これも同様です。人間はおもしろいと笑う傾向があります。とりあえずお笑いの動画を見たり、思い出し笑いをしたり、おもしろくなくても笑ってみたりしてみましょう。
ポジティブな言葉を独り言で言い続ける
「楽しいなあ」「今、本当に幸せだなあ」と言葉に出してみましょう。脳がその言葉を拾って「あれ?どのあたりが幸せなんだっけ」と勝手に考えてくれます。ポジティブなことが思い出しやすくなります。
楽しかったころの音楽を聴く
「楽しい音楽」を聴くのではなくて「楽しかった頃の音楽を聴く」のがオススメです。その時の感情に近しい気持ちをインプットすることでさみしさが和らぎます。
楽しかった頃の匂いをかぐ
これも同じように、楽しかった頃の思い出にまつわる匂いをかいでみましょう。匂いは記憶と結びつきやすいといわれています。
身体をちょっと強めに動かす
マラソンをしてみる、筋トレをしてみるなど、普段よりも負荷が高いスポーツをしてみましょう。
寝る
理由のない感情がある時はリセットしてしまうのも一つの手です。とりあえず寝てしまうというのも立派な対応法です。
おわりに
人間の感情は、意外と理由なしに変わってしまったりします。
理由のない「さみしい」「悲しい」という感情はすぐさま打ち消してしまいましょう!