トヨタ事故書類「計画的隠ぺい」 米下院委が発表【ワシントン共同】米下院監視・政府改革委員会のタウンズ委員長は26日、トヨタ自動車が交通事故の訴訟に関連する書類を計画的に隠していたことを示す証拠が見つかったと発表した。北米トヨタの稲葉良☆社長に書簡を送り、この疑惑に3月12日正午(日本時間13日午前2時)までに回答するよう要求。トヨタは「適切に行動したと確信している」と反論する声明を出した。 一方、上院商業科学運輸委員会は26日、3月2日に開く公聴会にトヨタの2人の副社長と稲葉氏が出席すると発表した。豊田章男社長が今月24日の下院公聴会で証言したが問題は収束せず、米議会の厳しい追及が続く。 タウンズ委員長の指摘は、トヨタ米販売子会社で03年4月から07年9月まで法律顧問を務めた弁護士が提出した書類や電子メールに基づいている。書簡は「トヨタが裁判所からの開示命令に日常的に違反し、法律を意図的に軽視していたことを示している」と強く非難。 (注)☆は目ヘンに見 【共同通信】
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