抗がん剤との付き合い方。
テーマ:chihoブログ久々にPC画面に向かっておりますchihoです♪
まだ手の痺れが残っている為タイピングは出来ませんので、
今回は私の言葉を娘に代打(?)して貰いながらの更新となりました。
何から綴ろうか悩むところですが・・・。
ブログをお休みしていたこの3ヶ月間、私が経験した事はレジャーでもなく、グルメでもなく、
日常の小さな発見でもなく・・・ただひたすらに、抗がん剤との闘いでしたので、
どうしてもそちらに話題が傾いてしまう事をお許し下さい。
以前のブログでカンプトに切り替えてからの経緯は、既にお知らせをさせて頂いております。
4月の後半、3週に1度の点滴と1日に2回の飲用カプセルを併用する治療をスタートさせました。
1クールの2週目には既に微熱を繰り返していましたし、
足元がふらついて真っ直ぐ歩く事もままならなくなっていたので、
2クール目の点滴を受ける時点で担当医に御相談申し上げましたところ
『発熱は副作用のせいではないですね。何か他に原因があると思うので様子をみましょう。
初めは辛くても徐々に体が薬に慣れて落ち着いて来ると思いますし、
この薬を使いながら社会復帰なさっている患者さんもおられます。』
といった前向きな内容のお言葉だったのでそれ以後は、
今日より体調が楽になっている明日の自分や、10日後には副作用が軽減されて
自由に動き回れる様になっている自分を想像しては、辛さを凌いでいました。
そうしている間に熱が40度に達する日が増え、
体を起こしていられる時間も激減し、たった半月という短い時間で文字通り「寝たきり」の生活に。
---こうした連日の発熱が原因で緊急入院となりました。
精密検査の結果、肺にあった腫瘍の影が消えていると奇跡の報告を受けましたが
その時私の心には無感情という厚い雲が覆っていた為、
(今思えば熱にうかされている時間が長かったせいしょう)
特別な感動や喜びを覚える事はありませんでした。
癌が治ったと言われたところで、いきなり翌日から元気だった頃の自分には戻れないですし、
元気になった自分を想像してみても・・・あまりにも今の自分との差があり過ぎてしまい
現実性の無い曖昧なイメージしか浮かばなかったのです。
あれから退院23日目。
カンプトカプセル使用を自己判断により停止してからは約40日が経過しています。
まだまだ後遺症の様な形で身体に不自由が残っていますし、
2/3に減ってすっかり薄くなってしまった髪にも変化はありませんが、
それでも日々、歩行距離が延びたり会話を楽しんだりする時間を持てる様になってきています。
こうしてようやく体力を取り戻しつつある最中、
先日の外来受診の際には、次回から早くも抗がん剤治療を再開するとのお話がありました。
医学的な目線で言えば私はまだれっきとしたがん患者なのだそうで、
目で見えなくても細胞レベルでは全身にがんが残っており、
いずれ再発するであろうという見解なのだとか。
なくなるはずの無い直腸の腫瘍が消えて、
なくなるはずの無い肺の影も消えて、
腫瘍マーカーも培養検査も正常値。
エコー検査でも「元気な臓器をしていますね。」と言われて。
「抗がん剤では癌が根治するはずがないから、貴方はがん患者です」
なんて・・・矛盾が多過ぎて納得がいかないです><
以前なら忠実犬のように何の疑いも持たずに先生の号令に従っていたのでしょうが、
酷い副作用の経験をしてしまった私にとって、何の裏づけも無いままに
あの猛毒を体内に取り込む生活に戻るなんて出来ないとしか言いようがありません。
勿論、再発の可能性は否めないですし一生抗がん剤を拒否するのは難しいかもしれませんが、
せめて抗がん剤とうまく付き合いたい。
それはつまり、正しいタイミングで適正に自分が納得したうえで使用したいと言うことです。
そこで、私の体内で癌細胞の動きがあるのかどうか抗体を調べてみる事に致しました。
「ガンリスクチェッカー」
こちらを使用すれば、自宅で簡単な採血をして検査機関に返送するだけで
「p53遺伝子抗体検査」と腫瘍マーカーの「CEA」を組み合わせて、
従来の腫瘍マーカーのみの検査や画像診断では検出来ない
「前がん」の段階で癌リスクを測定してくれます。
私の遺伝子に異常あるかどうか・・・こちらをきちっと検査してみて、
その結果如何で抗がん剤再開に踏み切るかどうかの目安にするつもりです。
治療を受けるのは他の誰でもない、自分なのですから。
あらゆる選択肢を視野において、よりよい生活を送りたいと願っています。
こちらの検査キット使用のレポは近日中にアップいたします。
そちらに詳しい内容を掲載する予定ですので、興味のある方は楽しみにして下さいね。