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阪神キャンプ終了 真弓監督「十分できた」

 阪神の選手会長、鳥谷の声が室内練習場に響いた。「最高のシーズンを送っていきましょう」。そして一本締めでキャンプを打ち上げた。

 手応えあり、といったところだろうか。降りしきる雨とは対照的に、真弓監督の表情は晴れやかだ。紅白戦も予定通り4試合を消化し「十分にやりたいことができた」と満足そうに話した。注目を一身に浴びた城島については「守りから入るということで投手と話をして、溶け込むのが早かった」と言い、その城島も「与えられた時間の中できっちりできている」と話した。

 何より大きいのは金本らベテラン勢の順調な仕上がり。岩田の故障による離脱など誤算はあったものの、真弓監督が「ことしはキャンプ全体が元気で、いいキャンプができた」と話す要因だ。

 一方で赤星の抜けた中堅を埋めると期待されるマートンがどこまで働けるのかなど、27日からのオープン戦で見極めなければならない懸案も多い。まずは先発枠入りを狙うドラフト1位右腕の二神(法大)が、27日のオリックス戦のマウンドに1番手として上がる。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年02月26日 18:49 ]

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