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名物カレーライス、分家の「せんば自由軒」倒産 負債4.5億円
このニュースのトピックス:リストラ・倒産・破綻
カレーライス「せんば自由軒」を運営する「自由軒」(大阪市中央区)が経営破綻(はたん)し、破産手続き開始申し立ての準備に入ったことが25日、分かった。負債総額は4億5千万円。本家の難波に本店がある「自由軒」とは別の会社で、その親族が経営していた。
民間信用調査会社によると、経営破綻した自由軒は昭和45年に本家から独立して設立。ライスとカレールーを混ぜあわせたものに生卵を落とした独特のスタイルで知名度が高まった。しかし、多店舗展開による資金負担や売り上げの伸び悩みから業績は低迷、資金繰りに悩んでいたという。
関係者などによると、「せんば」は本家の2代目経営者の五男が開業。2代目が時々、味を監督するなど良好な関係を築いていたが、せんばが次第に全国展開し、レトルトカレーの販売事業を始めたことなどで関係が悪化したという。