三菱自動車は、「優れた多用途性能と走行性能」「エコカー減税にも適合する優れた環境性能」「上質感のある内外観」をコンパクトなボディサイズで実現し、「お求め易い価格」で提供する、新しい時代に相応しい、ジャストサイズの新型コンパクトSUV『RVR(アールブイアール)』を2月17日(水)から全国の系列販売会社より新発売する(1,785,000円〜2,449,650円、消費税込)。
新型『RVR』は、優れた低燃費性能を発揮するとともに、SUVならではの見晴らしの良いアイポイントによる運転のし易さと、軽量でコンパクトなボディによる取り回し易さを実現した。また、日常の生活からレジャーまで、幅広い用途に対応する十分なスペースユーティリティをあわせ持つ新時代のコンパクトSUVである。
パワートレインは、1.8L MIVEC*1 DOHC 16バルブエンジンと、INVECS*2-V 6速スポーツモードCVTを組み合わせ、さらに、減速エネルギー回生システム*3(高効率発電制御)や、電動パワーステアリング、空力性能の向上をはじめとする細部にわたる低燃費化技術の採用により、平成17年基準排出ガス75%低減レベル、平成22年度燃費基準+15%を達成し、全車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制:50%軽減)に適合した。
また、夜間走行時に安全運転をサポートする大光量でワイドな配光の「スーパーワイドHIDヘッドライト」や、昼間は開放感を、夜間はムーディな室内空間を演出する、「パノラマガラスルーフ(LEDイルミネーション付)」、スマートなエンジン始動を実現する「エンジンスイッチ」を新たに採用した。ブラック基調の室内には手触りの良いソフトパッドや、シルバー・メッキ装飾をあしらい、上質でスポーティなインテリアとした。
さらに、地上デジタルテレビチューナー(フルセグ)を備えたHDDナビゲーションシステム、携帯音楽プレーヤーの接続をはじめ、USB/Bluetooth等による外部機器との接続通信ができる「Link System(リンクシステム)」も設定し、室内エンターテーメントを充実させている。
*1:Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system
*2:Intelligent and Innovative Vehicle Electronics Control System
*3:減速時のエネルギーで発電した電気をバッテリーに集中充電。アイドリングや走行中に、蓄えた充電分を消費するまで発電を抑制。その間は発電機を駆動するためのエンジン負担が軽減され、燃費性能の向上へ貢献するシステム
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RVR |
1. 商品概要
(1)デザイン
<エクステリア>
・フロントマスクには、三菱自動車のデザインアイデンティティである「ジェットファイターグリル」を採用した。
・スポーティで躍動感のあるキャラクターラインと、空力にも優れる、フロント、サイド、リヤの整流を考慮した、流れるようなルーフラインで構成することで、前進感を表現した。
・リヤビューには、視認性に優れるLEDストップランプを採用した。
・ボディカラーは清流に生息する翡翠(カワセミ)の羽の色をイメージした「カワセミブルーメタリック」、「チタニウムグレーメタリック」など2種類の新色を含めた全8色展開*4とした。
*4:「ホワイトパール」は有料色 【\31,500(税込)】。
<インテリア>
・ブラックを基調とし、オーナメントなど随所にシルバーのアクセントを配することで、スポーティな印象とした。 また、手触りの良いソフトパッドや、トリム生地を採用することで、乗る人に優しいインテリアとした。
・シフトゲートなど各所にメッキをあしらったほか、本革巻きステアリングホイールとシフトノブ*5を採用するなど一クラス上の質感を実現した。
*5:本革巻きステアリングホイール&シフトノブは「G」グレードに標準装備、「M」グレードはメーカーオプション設定。
(2)パッケージング
・全長4,295mmのコンパクトなボディと、SUVならではの見晴らしの良いアイポイントにより、街中などでの取り回し易さに優れるパッケージングを実現した。
・2,670mmのロングホイールベースにより、十分な居住空間と優れた安定性を実現した。
(3)パワートレイン
高出力、低燃費の1.8L MIVEC DOHC 16バルブエンジン(最高出力:102kW(139PS)/6,000rpm、最大トルク:172Nm(17.5kgfm)/4,200rpm)とパドルシフト付き*6 INVECS-V 6速スポーツモードCVTを組み合わせて採用。さらに、減速エネルギー回生システム(高効率の発電制御)や、電動パワーステアリング、エンジンの低フリクション化などをはじめとする低燃費化技術、ならびに空力性能の向上により、2WD車で15.2km/L(10・15モード燃料消費率)、4WD車で15.0km/Lと、クラストップレベルの低燃費性能を実現。これにより、平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)と、平成22年度燃費基準+15%を達成し、全車が50%のエコカー減税(環境対応車普及促進税制による減税措置)に適合した。
*6:パドルシフトは「G」グレードに標準装備、「M」グレードはメーカーオプション設定。
(4)4WDシステム
・4WD車には、『アウトランダー』『デリカD:5』にも採用している、スイッチ操作で3つの走行モード(2WD、4WDオート、4WDロック)に切り替えでき、走行状況に応じて前後輪へのトルク配分を適切にコントロールする電子制御4WDを採用した。
(5)車両制御技術
・各種センサー、ECU(電子制御ユニット)からの情報をもとに、車両の状態や運転操作を検知し、適切にブレーキ力を加えたり、エンジントルクを制御することで、滑りやすい路面や急なハンドル操作による車両の不安定な動きや、車輪のスリップを防ぎ安定した走行をサポートする、アクティブスタビリティコントロール(ASC)を4WD車に標準装備した。(2WD車はメーカーオプション設定)
・坂道を検知し、坂道発進時の際の車両のずり下がりを抑制するヒルスタートアシスト(HSA)を4WD車に標準装備した。(2WD車はメーカーオプション設定)
・高速道路などで有効なクルーズコントロール*7を装備した。
*7:クルーズコントロールは「G」グレードに標準装備、「M」グレードはメーカーオプション設定
(6)ボディ・シャシー
・低燃費化のため、コラムタイプの電動パワーステアリング、LEDストップランプ、さらに、低燃費と性能を高い次元でバランスさせたタイヤを採用した。「G」グレードは、215/60R17のタイヤと、17インチアルミホイールを、「M」「E」グレードには215/65R16タイヤとフルホイールカバー付16インチスチールホイールを装着した。
・フロントフェンダーには、柔軟性・復元性の高い樹脂フェンダーを採用することで、車体の軽量化と、耐衝撃性を向上させた。
・サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤにマルチリンク式を採用した。
(7)ユーティリティ
・昼間は開放感が得られ、夜間には室内をアンバー色の間接照明でムーディに照らす、「パノラマガラスルーフ(LEDイルミネーション付)*8」をメーカーオプション設定した。
*8:パノラマガラスルーフは「G」グレードにメーカーオプション設定。ルーフレール(ビルトインタイプ)と同時装着。
・ボタン式のスイッチを押してスムースにエンジン始動できる「エンジンスイッチ*9」を採用した。
*9:エンジンスイッチは「G」グレードに標準装備、「M」グレードはメーカーオプション設定(キーレスオペレーションシステムと同時装着)。
・視認性に優れるハイコントラストメーターと、平均車速、燃費、燃料残量、警告表示などの車両情報を見やすいカラー液晶で表示するマルチインフォメーションディスプレイを「G」グレードに標準装備した。
・インストルメントパネルまわりには、使い勝手に優れる、助手席グローブボックス、フロアコンソールボックス、シフト前小物入れ&センター下部ボックスなど多彩な収納スペースを設定した。
・ステアリングの高さ・前後調整により最適な運転姿勢がとれる、チルト&テレスコピックステアリングを採用した。
・リヤシートのシートバックは、2段階のリクライニングと前倒しが可能な「アジャスタブルリターンシート」を採用した。前倒し状態からシートバックを起こす速さに応じて2段のリクライニング位置の、前位置(ゆっくり起こす)、後位置(速く起こす)をワンアクションで設定可能とした。
・ゴルフバック、スーツケースやキャンプ道具も十分搭載可能な419L*10の大容量ラゲッジスペースを用意した。また「折りたたみ式カーゴボード」を採用し、濡れた物や、汚れた物などを容易に収納できる床下収納スペースを設定した。
*10:VDA方式による自社計測値。床下収納部含む。(オプションのスペアタイヤ装着時を除く)
・後席中央には、長尺物の搭載(スキー板など)も可能とするアームレストスルーリッドを採用した。(「G」グレードに標準装備)
・荷物の固定に便利なコンビニフック、ラゲッジフロアフックをラゲッジルームに設定した。
・大容量40GBのハードディスクを内蔵(ミュージックサーバー容量:約3,000曲)、フルセグ(12セグ+1セグ)の地上デジタルテレビチューナー、車両後退時には、車両後方の様子を画面に映し出す、リヤビューカメラ機能も備えた、7インチワイドディスプレイHDDナビゲーション[MMCS]*11を採用した。
*11:MMCSは「G」グレード、「M」グレードにメーカーオプション設定
・携帯音楽プレーヤーの接続をはじめ、USB/Bluetooth等による外部機器との接続通信ができる「Link System(リンクシステム)*12」を設定し、室内エンターテーメントを充実させた。また、Bluetooth対応携帯電話向けの、ハンズフリーフォンシステムを採用した。
*12:Link Systemは「G」グレード、「M」グレードにメーカーオプション設定(MMCSのオプション設定が前提)
・さらに「G」グレードには、臨場感のあるダイナミックなサウンドが楽しめる、ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステムをメーカーオプション設定(MMCSのオプション設定が前提)した。
(8)安心、安全装備
・夜間の走行時に安全運転をサポートする大光量でワイドな配光の「スーパーワイドHIDヘッドライト(光軸自動調整機構付)*13」を新たに採用した。
*13:スーパーワイドHIDヘッドライトは「G」グレードに標準装備、「M」グレードはメーカーオプション設定。
・万一の衝突の際、乗員への衝撃を和らげる、可変フォースリミッター付き3点式ELR付シートベルトを採用。また、下肢への衝撃を軽減する運転席SRSニーエアバッグを全車に標準装備した。さらに、側面衝突の際に頭部や胸部への衝撃を軽減するSRSサイド&カーテンエアバッグもメーカーオプション設定した。
・急制動時やABS(アンチロックブレーキシステム)作動時に、ハザードランプが自動的に速い間隔で点滅し、後続車に危険を促す「エマージェンシーストップシグナルシステム(ESS*14)」を全車に標準装備した。
*14:ESS:Emergency Stop signal System
・お客様の使い方に合わせて様々な電装システムがカスタマイズできる、三菱自動車独自の電装系制御システムETACS(Electronic Time and Alarm Control System)を全車に標準装備した。
<主なETACS機能>
- ヘッドライト、フォグランプを消し忘れても、イグニッションオフの状態で運転席のドアを開けると自動消灯する「ヘッドライトオートカット」
- レーンチェンジなどでフラッシャウィンカーレバーを短い時間操作すると、操作した方向のフラッシャーを3回点滅させる「コンフォートフラッシャー」
- ラジオなどACC電源で聞き続けた場合やイグニッションスイッチの戻し忘れなどでも、自動的にカットする「ACC電源オートカット機能」
- 車両盗難への対策としての「イモビライザー*15」および「セキュリティアラーム*15」
- 乗降時にポジションランプやヘッドライトを点灯させ、夜間の乗降に安心感をあたえる「ウェルカムライト」「カミングホームライト」
*15:国土交通省認可品
2.販売概要
(1)取り扱い販売会社
全国の系列販売会社
(2)目標販売台数
1,500台/月(発売後1年間)
(3)メーカー希望小売価格
(リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれない)
グレード | 駆動 方式 | エンジン | 変速機 | メーカー希望小売価格 (車両本体、消費税込) | エコカー減税 |
E | 2WD | 1.8L MIVEC DOHC 16バルブ 4気筒 | INVECS-V 6速スポーツモードCVT | ¥1,785,000 | 50%軽減 |
4WD | ¥1,995,000 | 50%軽減 |
M | 2WD | ¥1,921,500 | 50%軽減 |
4WD | ¥2,184,000 | 50%軽減 |
G | 2WD | ¥2,187,150 | 50%軽減 |
4WD | ¥2,449,650 | 50%軽減 |