しーた

"自分でやるの!"というこだわり

2010-02-22 11:00:00 テーマ:あすぺさんの生育過程

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私はアスペルガー症候群でしーた♪-がんばれあすぺさん085


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私は、小さい頃から、とにかく"自分でする"ということに、異様に執着する子供でした。

大人がしていることを見ていて「自分にもできそう!」と感じたら、やってみたくて仕方がありませんでした。


今日のお話は、そんな私のエピソードの1つです。


私には1年半年下の妹がいます。

その妹が生まれたばかりの頃のことなので、おそらく私が2歳前後のことだと思います。


私は、妹という存在…妹という生き物?…には、ほとんど興味がありませんでした。


しかし、その妹を世話する母の行動にはとても興味がありました。いつも母が妹のおしめを換えるのを見ているうちに、「自分にもできそう!!」と思いました。


そう思うと、もう、自分でやってみたくて仕方がありません。


妹が泣くと、おしめ換えのチャンスです!

うずうずしながら、今か今かと、妹が泣くのを待っていました。


そうすると、妹が泣きました!!!

「やったーーーーー!」

と、一目散に、いつも母が用意するおしめセットを用意して持ってきました。いつも母がするのと同じように、横におしめを置いて…っと。


次はおしめをはずす…


ここで、予想外に苦戦しました。

おしめを止めている金具(安全ピンだったかもしれません)をはずせないのです!!!


「えーー!おかあちゃんは簡単にはずしていたのに!難しいぞっあせる


いろいろと苦戦つつも、なんとかはずしました。


「よし!」


そして、意気揚々とおしめをはずしたのですが…

おしめはぜんぜん汚れていません。


「なんで????ガーン


仕方がないので、おしめを元に戻そうとしましたが…


「…わからへんガーン 簡単そうに見えてたのにっ!自分でやろうと思ったらできへんなんて!!」


ショックでしたしょぼん


あんなに簡単そうに見えて、自分でもできる!と自信満々だったのに、いざやろうとしたら、わからないのです!!


と、そこへ、妹の泣き声を聞きつけて、母がやってきました。


おしめを換えようとしていた私は、おしめを元に戻せない恥ずかしさを隠すために、いかにも"調べてました"といわんばかりに、ちょっぴり得意げに母にこう言いました。


「おちっこ、ちてないよー!」(訳:おしっこ、してないよー!)



母は、びっくり仰天です!


「えええ??あんた、おしめ換えようと思ったん??あせる


そのあと、げらげら笑いながら「そうか、そうか」と褒めてくれました。


けれど、私は、自分でおしめを元に戻せなかったのが悔しくて、その後、母がおしめを戻すのを食い入るように見ていました。(でも、やっぱり覚えられませんでした…)


そして、そのときに、こう考えたのを覚えています。


「見て、"できそう"と感じることと、

 実際に"できる"こととは、違うことなんだ!!」


これを悟った瞬間がとても大きな衝撃だったので、今もこのできごとはよく記憶に残っていました。


そのことがわかってからは、「できそう」と思ったことをむやみに実行に移すことは少なくなりました。

…とはいっても、やっぱり誘惑に勝てず、やってしまうこともありましたが汗


実は、このころの私はモーレツにやんちゃな子供だったようで…

写真に残されている"比較的マシな"いたずらでも、"げぇぇぇ!"って感じです…

そんな怪獣を育てたのですから、私の母は偉大だとつくづく感じますあせる


コレについては、また、別の機会に紹介したいと思います。


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