"自分でやるの!"というこだわり
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私は、小さい頃から、とにかく"自分でする"ということに、異様に執着する子供でした。
大人がしていることを見ていて「自分にもできそう!」と感じたら、やってみたくて仕方がありませんでした。
今日のお話は、そんな私のエピソードの1つです。
私には1年半年下の妹がいます。
その妹が生まれたばかりの頃のことなので、おそらく私が2歳前後のことだと思います。
私は、妹という存在…妹という生き物?…には、ほとんど興味がありませんでした。
しかし、その妹を世話する母の行動にはとても興味がありました。いつも母が妹のおしめを換えるのを見ているうちに、「自分にもできそう!!」と思いました。
そう思うと、もう、自分でやってみたくて仕方がありません。
妹が泣くと、おしめ換えのチャンスです!
うずうずしながら、今か今かと、妹が泣くのを待っていました。
そうすると、妹が泣きました!!!
「やったーーーーー!」
と、一目散に、いつも母が用意するおしめセットを用意して持ってきました。いつも母がするのと同じように、横におしめを置いて…っと。
次はおしめをはずす…
ここで、予想外に苦戦しました。
おしめを止めている金具(安全ピンだったかもしれません)をはずせないのです!!!
「えーー!おかあちゃんは簡単にはずしていたのに!難しいぞっ」
いろいろと苦戦つつも、なんとかはずしました。
「よし!」
そして、意気揚々とおしめをはずしたのですが…
おしめはぜんぜん汚れていません。
「なんで????」
仕方がないので、おしめを元に戻そうとしましたが…
「…わからへん 簡単そうに見えてたのにっ!自分でやろうと思ったらできへんなんて!!」
ショックでした
あんなに簡単そうに見えて、自分でもできる!と自信満々だったのに、いざやろうとしたら、わからないのです!!
と、そこへ、妹の泣き声を聞きつけて、母がやってきました。
おしめを換えようとしていた私は、おしめを元に戻せない恥ずかしさを隠すために、いかにも"調べてました"といわんばかりに、ちょっぴり得意げに母にこう言いました。
「おちっこ、ちてないよー!」(訳:おしっこ、してないよー!)
母は、びっくり仰天です!
「えええ??あんた、おしめ換えようと思ったん??」
そのあと、げらげら笑いながら「そうか、そうか」と褒めてくれました。
けれど、私は、自分でおしめを元に戻せなかったのが悔しくて、その後、母がおしめを戻すのを食い入るように見ていました。(でも、やっぱり覚えられませんでした…)
そして、そのときに、こう考えたのを覚えています。
「見て、"できそう"と感じることと、
実際に"できる"こととは、違うことなんだ!!」
これを悟った瞬間がとても大きな衝撃だったので、今もこのできごとはよく記憶に残っていました。
そのことがわかってからは、「できそう」と思ったことをむやみに実行に移すことは少なくなりました。
…とはいっても、やっぱり誘惑に勝てず、やってしまうこともありましたが
実は、このころの私はモーレツにやんちゃな子供だったようで…
写真に残されている"比較的マシな"いたずらでも、"げぇぇぇ!"って感じです…
そんな怪獣を育てたのですから、私の母は偉大だとつくづく感じます
コレについては、また、別の機会に紹介したいと思います。
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