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佛教大、3年生野球部員が後輩に「当たり屋」強要

 京滋大学野球リーグの佛教大が25日、京都市北区の大学内で記者会見し、3年生部員が下級生に多額の金銭を要求するなどの不祥事が発覚したとして、同部員の無期停学処分と野球部の2月17日〜3月16日まで1カ月の活動停止を発表した。

 佛教大の清水稔副学長は「下級生が被害者となるなど、野球部の問題として深く考えなければいけなかった」と処分理由を説明した。

 大学側によると、この部員は昨年4月から5月にかけて2年生部員に対し、計約20万円を貸すよう要求。昨年3月には交通事故を装って金銭をだまし取る「当たり屋」行為を計画し、後輩部員に実行を強要した。

 不祥事を受け、既に宍戸光正監督と中井真孝部長が辞任した。後任は未定。8季連続優勝が懸かる3月25日開幕の春季1部リーグには出場する意向という。

[ 2010年2月26日付 ]

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