つれづれ小腹立ち日記 | 春田の極私的日記 |
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2月25日(木) |
●「品川編」の男優の応募者は多く、写真の選考で数人に絞り、順次、会っている。本日会った方は、まさに役にぴったりで、あまりぴったりすぎるのは、よくないのでは、と思うほどであった。経歴が変わっていて、50歳を過ぎてから役者を志し、その取り組みが真面目なので、仕事も舞い込んできて、現在、映画、テレビの脇役として、あちこちに出ている。たいへん謙虚な方で、自分はまだ新米ですからと、ワシを立てる。こういう人柄が、たぶん、人に好かれて、いろんな仕事が舞い込んでいるのである。ワシもこの方でGOしようかなと思うが、いちおう、残りの全員に会ってみようとは思っている。 |
2月24日(水) |
●「品川編」の撮影場所がきまらず、本日も、中野あたりを歩いた。しかし、ここ、というのは見つからなかった。今や、どこへ行っても同じだ、という感が強くなり、勝手知ったる地元の三鷹で探そうか、と思いはじめている。 |
2月23日(火) |
●外付けのハードディスクがつながらなくなり、あれやこれややって、無駄な時間を過ごした。HDをつなぐと、デバイスマネージャーが新たなデバイスを作ってしまい、デバイスがダブって、エラーとなる。デバイスを削除しても、OSが勝手に作ってしまい、自暴自棄のようなエラーである。ま、HDがヘンになってるのだから、これは、捨てろ、ということか。映画DVDのコピーを入れていたが、残念である。 |
2月22日(月) |
●確定申告のため、あれこれ領収書を整理して、時間が過ぎた。申告しても戻る額はないのだが、1年の収支の整理になるので、書類は提出している。 |
2月21日(日) |
●あれこれの連絡作業をしたのち、立会川まで行き、海沿いにある公園を確認してきた。たいした公園ではないので、すぐ戻った。本日は日曜。人の出が多い。しかし、いつも思うが、人の動線が読めない奴が多すぎる。携帯電話のせいばかりではない。すれ違うときは、5歩くらい前から、私はこっちに行く、という意志を示せよ、と思う。そうすれば、こっちは、その動線をよけて歩くことができる。そして双方、にこやかに、すれ違うことができる。しかし、最近の奴は、1歩前にきても、どっちに歩くのか、わからない。人を感じるセンサーが、なくなってるのではないかと思える。仕方ないので、こっちが、壁にへばりつくようにして、すれ違うことになる。また別のケースでは、歩いてくる相手のうしろから車がせまる場合、ワシは車の通る道に出ることはなく、歩道の細いところで、相手とすれ違おうとする。これを、ワシが、相手の道を塞いでると勘違いするバカがいる。自分のうしろから車が来てるんだなと、想像する力がない。それで、そいつは、なにを、という感じで、ワシにぶつかる勢いでせまってくる。バカである。こういうのは、ワシも、わざと肩をぶつけて、行きすぎる。 |
2月20日(土) |
●三線会があったので参加した。今日は、ずいぶん参加者が多かったように思う。ホストのDさん。いつも食い散らかして、申し訳ない。そのほか、今や写真家というより沖縄民謡歌手のHさん。その師匠のイヤサ踊り兄さん(すぐ踊りだす)。来月より石垣島に出稼ぎ行くW嬢。静かに酒を飲み、ふふ、と密かに笑う辺境娘。山岳部出身で竹富島の民宿・仲盛で働いたことのある三線娘。居るだけで後光が射すT嬢。その相方のロックンローラー。ずいぶん、多彩な色どりであった。もずくの天麩羅、川越ヤキソバ、沖縄塩チョコ、など食い、ときに三線を弾き(目を見はるほど、うまくなっている)、ときにバカ話をし、泡盛、焼酎、ぐびぐび飲み、宴は、あっ、という問に過ぎた。ワシが、ちょっと残念だったのは、T嬢に彼氏がいたことである。が、ワシが残念がるのも、おかど違いとも思い、理性をとりもどしたが、登場した相方というのは、いわゆるイケメンではなかった。T嬢の美貌からすれば、超イケメンでも、充分納得できることであるが、そういう相手は選ばず、背は高くはなく、もそっとした、人柄良さそうな男を連れてきた。それを知り、余計、ワシはT嬢に惚れこんでしまった。人の見かけは、見ていないのである。T嬢は、どこかワイルドなところがあり、そういう部分と、妙に家庭的(堅実的)なところがミックスしている。面白い人である。ワシの映画には主演女優で出てもらうことになっている。本日の帰宅は深夜1時ちかくになった。 |
2月19日(金) |
●昨夜は7時間も寝てしまい、起きたら、頭痛がした。寝すぎである。最近、睡眠時間が、ものすごく不規則である。意図してそうなるのでなく、自然とそうなる。時に2時間であったり、昨夜のように7時間になったりする。ワシの平均睡眠時間は5時間であり、そのくらいが、ちょうどいい。しかし、本日は寝すぎで、頭痛。外に出る気はなかったが、部屋にいても、頭痛は増すばかり。というわけで、また撮影場所探索に出かけた。 |
2月18日(木) |
●ワシの寝るのは、いつも朝だが、今朝、外を見たら、雪が降り、積もっていた。風情のある風景だった。睡眠して、昼に外を見たら、雪は消えていた。一夜の雪景色であった。もっと積もってほしかったのだが。 |
2月17日(水) |
●飯田橋の事務所に社長のSさんを訪ねた。過日、Sさんが、古い家に住んでいる、と聞いたからである。撮影場所に使えるのでは、とも聞いたからである。で、行って、話したところ、使えるならどうぞ、という回答を頂戴した。ありがたいことである。しかし、見に来がてら飲み会をやりましょう、と言われ、ちょっと、ためらってしまった。あまり楽しい飲み会には、ならないような気がするからである。Hさんや、Mさんも誘って、と言うが、両氏にとっても迷惑な話だろう。はて、どうしたものか、と迷ってしまった。それはそれとして、ワシは本日、Sさんに失礼な質問をしてしまった。事務所にはほかの人間もいたのだが、「Sさんは、この家に、ひとりで、住んでるんですか」と聞いてしまった。もしかしたら、Sさんが高齢独身であることは、事務所では秘密だったかもしれず、それをバラすことになったかもしれない。「ええ、ひとりですよ」とSさんは答えたが、やや、唇もつれる感じがあり、しまった、とワシは質問を後悔したのだった。悪いことをした。それにしても、事務所には奇妙な空気がただよっていた。なにか流動した、もやもやしたものが、ただよっている。あれは何なのだろう。 |
2月16日(火) |
●中目黒に行った。いい撮影場所がある、とメールを頂戴したので、見に行ったのである。中目黒方面には、知った人妻がいるので、声をかけたところ、2時間くらいなら時間がとれる、ということで、本日も厳寒の中、人妻とデートとなった。公園、路地、商店街と、ぶらぶらしたが、確かに、落ち着いた感じのある街で、いい雰囲気である。求める外階段のある建物も、いくつかあり、いいのでは、と思った。ただ、電線が邪魔で、どかしてくれ、と言いたくなった。大きく空(そら)のとれる階段が必要で、カメラ位置を工夫すれば可能かな、と思うが、どうも、苦しい。もっと、どうだ、という場所がほしいとは思うのである。90分も歩いていると、唇が麻痺してきた。寒さのためである。勝手にぶるぶる震える。ひととおり見たので、駅近くの小洒落た喫茶店にはいり、近況など雑談した。旦那の暴力はどうだ、と聞いたところ、そんなの全然ない、ということであった。結婚する前、あんな暴力男(そう見えた)はやめたほうがいい、と言ったことがあり、それを確かめるべく質問したのであるが、旦那は、ワシの予想に反して優しい男であったようである。なんだ、そうか、と、ワシは、つまらくなった。 |
2月15日(月) |
●朝から、氷雨である。外出する気が失せ、昨日届いたエコポイント商品券で、何を買うかと算段し、半日が過ぎた。夕に、メシに出る気もせず、珍しく料理をした。ワシのできる料理はカレーくらいである。この料理は失敗がないので、ありがたい。で、できたので、2分ご飯にかけ、昼食とした。カレーは、余り、ここ数日は、カレーばかりになるだろう。カレー・スパゲッティに、カレーうどんに、カレー蕎麦に、インド・カレー(食パンにつけて食う)に。 |
2月14日(日) |
●最近は、隣家は親子喧嘩ばかりしている。本日も、朝から、午後にかけて、ずっと、喧嘩していた。大声の言い合いだけでなく、物を投げたり、何かを蹴とばしたり、ゴツン、ガン、という音も響く。もう、いい加減にせい、と、ワシも、乗り込もうかと思っている。この喧嘩で起こされ、本日も睡眠不足である。 |
2月13日(土) |
●新年会?があったので、参加した。場所は恵比寿の山の上の、高級住宅地である。夕より、ひとり、ふたり、と集まり、最終的には12、3人になったのではないか。主に写真を学ぶ青年男女であった。初対面の人が多かったので、あまり話は弾まなかったが、察するところ、ほとんどA型だったのではないかとも、思われる。微妙に、ワシとは合わないのである。相手が、若い、ということもあるかもしれない。しかし、ホストのKさんは、初めから終わりまで、料理に心を配っており、そのもてなしぶりには頭が下がった。申し訳ない。感謝である。話題のメインは、婚活であったように思う。皆さん、それぞれ、結婚したいが、相手がいない、ということのようであった。皆さん、大変だなあ、というのがワシの印象である。婚活など、ワシには縁がなく、したことも、する気もない。恋など、計算しては、つまらなく、衝動にまかせるのがいい、と思っている。今は、男も、女も、促成栽培のように均質であり、誰と結婚しても同じ、という気もする。ごちゃごちゃ言わんで、隣の異性と一緒になったらいいではないか、と思ったりする。婚活など、時間の無駄、ではないか、と思うのである。ま、しかし、こういう物言いは、必ず、A型には嫌われるだろう。 |
2月12日(金) |
●本日も凍るような寒さである。歩いていても、外に出ている手が凍る。高円寺、路地商店街を歩いてきた。例によって撮影場所探しと、散歩を兼ねてである。ひとつ、いいビルがあった。これはいい、と思い、中にはいって、中に住むオーナー宅を訪ね、外の踊り場を使わせてくれないか、とお願いしたところ、部屋に病人がいるので、申し訳ないが、お貸しできない、という返事。ことわられたのは残念だが、いきなり映画の撮影に使わせろ、と言ってきた失礼な相手に、丁重な返事。なんとなく高円寺の人柄のようなものを感じ、気持ちは、なごんだ。 |
2月11日(木) |
●大久保でテスト撮影をおこなった。集まったのは写真家のGさん、茶人のKさん、タイ・マッサージ修行中のN嬢である。朝から天気が悪く、撮影なんかできるのか、と危ぶみ、実際、午後からは雨となったが、これくらいなら出来るかも、ということで、はじめた。中古家具センターで、キャスターつきの椅子を借り、さっそく移動撮影をおこなった。これが、あんがい、うまくいった。それに気を良くしてか、Gさんも、Kさんも、撮影にのめりこんでいった。撮影となると、Gさんは人が変わり、あれこれカットを撮り進めていった。Kさんも、昔は趣味で映画をつくった人、もともと映画つくりには執念を燃やす人である。そこで傘をひろげて!とか、モデルに細かい指示を出していた。モデルはN嬢がつとめた。アイドル系の顔立ちに、最近は大人の色気も加わり、立ち姿が絵になる人である。本日は寒く、2人の、ああしろ、こうしろ、に、あきれながらも、遊びに熱中する子供に、仕方ないわねえ、と、微笑む慈母のごとき寛容を示していた。しかし、あと30分、撮影が続いていたら、いい加減にしなさいよ!と、傘の矢が飛んだことだろう。N嬢は南国のタイから帰ったばかり、身体は熱帯仕様になっている。氷点下のような本日の天気の下では、耐性がないのである。撮影がひととおり終わったあと、映像を見せてもらったが、これが、なかなか、良かった。道に沿って、歩くN嬢を横から撮った映像は(カメラのGさんは椅子に乗ってN嬢をずっと追っていく)、情感たっぷりで、まるで、映画であった。ほかの映像も、良く撮れ、テストとするには、もったいなく、Gさんは作品として仕上げる予定である。いずれYOUTUBEにアップされるので、その際はご覧いただきたい。 |
2月10日(水) |
●日中の気温が、昨日は20度あったのが、本日は10度になってる。寒い。 |
2月9日(火) |
●温かな陽気に誘われて、また、ふらふらと、散歩に出た。特に行く当てはなかったが、この間の品川行きで、東京湾沿いの景観がだいぶ変わっているのを知り、本日は、浜松町に行ってみた。日の出桟橋とか、竹芝桟橋とか、行ってみた。このへんも、だいぶ変わっていた。竹芝桟橋に行ったのは、もう何十年も前である。神戸から船に乗って、この竹芝まだきた。その当時は”岸壁の母”という感じ(そういうのが似合う岸壁)であった。しかし今はずいぶん瀟洒(しょうしゃ)になっていた。海沿いは公園になっていて、しばし、ぼんやりしてきた。 |
2月8日(月) |
●最近、インドのナガランドに行った美女の I 嬢と、依然よりミャンマー側からナガ族を訪ねて美麗な写真を撮っているGさんを、お引き合わせした。初対面である。西から、と、東から、と、ナガ族に接したご両人で、ま、七夕みたんなもんである。ワシは介添え役である。高田馬場のカチン料理店にはいった。で、カチン料理を食いながら、ナガの話をした。3人だけなので、ナガだけで、場が持つかな、とワシは心配したが、むしろ、それくらいのほうが良かったようで、話ははずんだ。ナガについて、デープな話が続いた。I 嬢もGさんもナガに限らず辺境好きなので、好みは一致し、あれやこれや、ナガ以外のことも話した。4時間近くは、あっ、という間に過ぎ、楽しい話会となった。話していくうちに、わかったのだが、I 嬢もB型であった。I 嬢は、かなりナガランドに惚れこんでいて、将来は彼(か)の地で暮らす、という事態になるかもしれない(ならないかもしれないが)。彼女はかつて2年ほどモンゴルで暮らしておりモンゴル語は堪能である。で、モンゴルの音楽について、ロック音楽は最高だ、という話しになり、ワシも、それはまったく同感であった。彼女の今のお気に入りはLEMONSのようであった。 |
2月7日(日) |
●風は冷たいが、なんとなく気温は暖かい日であった。本の整理(BOOK-OFFに売るものと、アマゾンで売るものを分けた)をしたあと、中野に出た。で、トイレに入って、ぎょっとした。ワシの顔の下半分が血だらけである。朝、鬚を剃ったときに、やけに、ひっかかるな、とは思ったが、特に顔を見ることもなく出てきてしまった。顔が血で点々なのは、髭剃りの刃が欠けていて、皮膚を切り刻んだからだった。剃ったところは、傷だらけで、血が糸をひいていた。ええっ、こんな顔で、電車に乗ってきたのかと、穴に入りたくなったが、もう来てしまったのだから、仕方がない。水で血を落としたが、やや良くなったぐらいで、まだかなり目立つ。以降、下を向いて、帰ってきた。外に出るときは、自分の顔くらい見ておけ、ということだろう。 |
2月6日(土) |
●本日も実に寒い。氷点下ではなかったか。手足が、凍って、うまく動かない。うまく歩けないのである。近所を散歩したが、寒さがイヤになり、すぐに帰宅した。三鷹駅構内の「千代田鮨」で寿司を買い、家で、昼食とした。ここの稲荷寿司は絶品だと思う。 |
2月5日(金) |
●大塚に行った。Oサンは、かつてチベット関係の活動をしていたが、その後、大病をわずらい、活動もやめ、しばらく療養に専念していたが、最近になって病気回復し、外にも出られるようになり、お茶でも、ということで、彼の家の近くの喫茶店で会った。ワシはかつてインタビューをしたことで、彼とは知り合った。今日は奥さまも一緒で、ほかにも2人いた。特にまとまった話をしたわけではなく、チベットや、ヒマラヤや、あっち方面の旅の話などをした。ワシは行ったことがないので、聞くだけとなったが、皆さん、周囲に気を配るところがあり、「聞いて、聞いて、私の旅」というようなことはなく、ワシも楽しく聞けた。Oさんは今はチベット関係からは手を引いていて、介護とか、そのへんに興味が向いているらしかった。自分の大病を通して、いろいろ考えることがあったのだろう。 |
2月4日(木) |
●寒いので、引きこもった。本の整理などし、あとは読書であった。 |
2月3日(水) |
●散歩と撮影場所探しを兼ねて、また品川に行った。前回行かなかった、運河の奥のほうをまわった。天王州アイル駅のほうである。あのへんは、埋立地で、その上に高層ビルが建っているから、実にシュールな風景である。全体が、巨大な箱庭のようである。こういうところ、ワシは好きである。ぶらぶら、かなり歩いた。人工的な公園には雪が残っており、その風情も、なかなか、いい。海から、かなり寒風が吹いていたが、それもまた一興である。人はほとんどおらず、目の前に近代的な街はあるのに、見渡す視界の中に、ワシしかいない、というのは、なんか、しびれるような快感であった。その場所から、前回行った北品川の商店街のほうに行ってみた。急に人が増え、生活の臭いがたちこめ、人間界に帰ったような気分であった。 |
2月2日(火) |
●あれこれメールを出したり、返信して、半日が過ぎた。しかし、最近は、返信が、ぜんぜん、来ない。スパム(ゴミ)扱いされたか、相手がメールチェックをしていないかの、どちらかだろう。あるいは、返信不要、とされたか。しかし、団体宛のメールも、返信が来ないというのは、その団体もツブれる運命にある、ということだろう。団体、というのは、役者プロダクションのことだが、ホームページは立派でも、活動はしていない、ということなのに違いない。 |
2月1日(月) |
●寒い日である。夕から、霙(みぞれ)になり、今は雪になっている。ああ、いやだ、いやだ。寒いのは、身だけでなく、心も凍る。 |