今月は、謎なんですけど、なぜかなんだかインターナショナルな月で、
イギリス、イタリア、韓国、そしてアメリカ2社から、合計5つインタビュー受けました。(うち1つはまさかのCNNでした。)
この場を借りて、それの一部を載せます。
私の駄文を載せるのは非情に恥ずかしいし、もしかしたら不満の声を漏らす方もいらっしゃるかもしれません。
でも、
Spank!のとこを少しでも知っていただいている皆様、
たぶん、私と皆様とでは、Spank!に対するイメージが全く違うと思います。
雑誌やテレビ等のメディアによって作られたイメージが混じっちゃってる部分があると思います。
(メディアは怖いです。だからわざと全ての取材を断っていた時期もありました。テレビは今でもお断りしてます。)
これらのインタビューは、けっこう正直に答えました。
「へーそうなんだ、どうでもいいけど」 ぐらいでいいので読んでくれたら嬉しいです。
5つのインタビューの質問の中からランダムにピックアップしました。
実際はもっと長く、さらに英語で書いているのでニュアンスが変わっているところもあるかもしれません。
- 日本ではいきなり古着が人気になったのですか?
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「ご存知かもしれませんが、日本で「古着屋」というと一般的には「アメリカやヨーロッパの古着を売ってるお店」のことです。
日本人が着ていた日本の古着を売っているお店はあまりありません。
今ある老舗の古着屋は約25年~30年前に登場しました。しかしこの頃まだ多くの店はただのリサイクルショップで、お洒落のために古着を売っているわけではなかったと思います。
そして90年代におこったアメカジブームとともに、ヴィンテージジーンズが流行し、今の形の古着屋が日本全国に本格的に登場しました。
その後、アメカジ古着だけじゃなく、レディース古着、80's古着、、、いろんな古着を扱うお店が増え、最近はセレクト重視のセレクトショップ風な古着屋もたくさんあります。」
‐ どのようにして「fairy-kei(フェアリー系)」を作り上げたのですか?
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「実は、私は今まで一度も自分の口からSpank!がfairy-keiだと言った事はありません。
ファッション雑誌やテレビが、Spank!のお客様を紹介し、当初「Spank!girl」だった呼び名がいつの間にか「fairy-kei」に変わったのです。
固有名詞で小さいくくりにするよりか あやふやな定義で大きいジャンルにしたほうが都合が良い人がたくさんいたのだと思います。
Spank!がfairy-kei のパイオニアだと言われても、否定はしないけど賛成もしません。」
- 日本で古着の人気はこれからも続くと思いますか?
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「今はファストファッションが主流となってしまって、古着屋は窮地に立たされています。
しかし、歴史は繰り返されるものです。
ファストファッションに皆が飽きた頃、個性をもとめて自分だけの1点物である古着に人気が集まるんではないでしょうか。」
‐ イタリアでは偏見があるので、人々がこのように装うのは非情に珍しいです。
日本ではどうですか?一般的なスタイルになりつつあるのですか?それとも小さなグループ内でだけですか?
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「Spank!のスタイルは、もちろん一般的ではないけど、派手なファッションや可愛い物が好きな方なら知ってくださってると思います。
でも、日本でも、地方や田舎のほうだとイタリアと同じで、こういう服を着る人はあまりいません。
周りの偏見が怖くて好きな服を着れずに1人で悩んでる子も多いです。
東京は良い意味で誰も人のファッションについてあまり興味を持ちません。
自分が着たい服を着ています。誰がどんな格好をしようが自由です。とても素晴らしい文化だと思います。
だからこそ、東京ではたくさんのファッションが生まれて、たくさんの人がファッションを楽しんでいるのだと思います。」
‐fairy-kei の将来はどうなると思う?
変わらないと思う?変化(進化)すると思う?
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「fairy-keiは変わらないと思う。でもSpank!は変わる。
たぶんみんなが「fairy-kei」という言葉を忘れた頃、Spank!のお客さんがまた新しい呼び名で呼ばれることになると思う。」
こんな感じでした。
なんか‥えらそう?
聞かれたからには答えなきゃな、と思いまして。。。海外向けだからハキハキ答えたほうがいいかな、と思いまして。。。外国の方って自己主張が強いし自己PRも上手いから、私もそうしなきゃ!と思いまして。。。
あ、あと、
‐ ユニコーンとアイスクリームが喧嘩したらどっちが勝つ?
っていうヘンテコリンな質問もありました。
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「、、????
えーっと、たぶん、いや、間違いなくユニコーンが勝つと思う。
なぜなら「アイ・スクリーム(I scream=私は叫ぶ)」で、アイスは悲鳴をあげてるから。」
これは自分史上最低な答えでした。
ただの駄洒落やん、、、。たしかに質問も悪いけど、、。
海外のメディアの人って、取材の際にちゃんとインタビューしてこちらの意向を確認してくれるから好きです。
日本だとメディア側の言葉だけで記事になっちゃうことが多い気がします。
そして私は英語が分からなさすぎて、自己嫌悪でした。
今月は怒涛のインタビューラッシュだったので、たぶん今後5年はもうないんじゃないかな笑
この5年間で英語ペラペラになるよう頑張ろうと思います。
じゃ、また!
~光のオープンまで、あと5日。~