ツイッター仰天ハレンチ内情

●「出会い系」「エロ系」花盛り

　鳩山首相ら国会議員の間でも流行しているミニブログ「ツイッター」。パソコンや携帯電話から１４０文字以内で「つぶやき」を投稿すると、リアルタイムで他人のコメントが返ってくるサービスで、いまや国内の利用者は９９０万人。２２日は「中国の胡錦濤国家主席まで参入」と新聞で報じられた。

　テレビや雑誌も「仕事の情報収集に使える」「コミュニケーションが広がる」なんて、やたらと絶賛しているが、しょせんネット社会。「エロ系」「出会い系」が氾濫（はんらん）しまくっている。

　都内に住む３０代の独身サラリーマンが熱中しているのは“疑似つぶやきセックス”だという。

「顔も名前も知らない女性とエッチな会話を交わして、疑似セックスを楽しんでいます。彼女のツイッターのページには、豊満なバストの下乳や透け乳○、ア○コが見えそうで見えない限界ギリギリのエロ写真が満載なんです。裸を妄想しながら、『乳○が気持ちいいんだろう？』とつぶやくと、リアルタイムで『あぁ、そこいい。もうイキそう！』と反応が返ってくる。病みつきになりそうですよ」

　熱が高じて、実際に会ってエッチするケースもあるという。

「１日に何度も会話するツイッターは、相手と身近にいるような親近感を覚えます。仲良くなれば１対１で会話もできるし、そのうち『オフ会』といって、実際に会ってしまう男女もいる。ウソかマコトか、結婚したという男女も出てきています」（別の男性会社員）

　ただし、ハマり過ぎには要注意。ＩＴ事情に詳しいジャーナリスト・井上トシユキ氏が言う。

「この手のコミュニケーションツールには、いつも悪質な業者が入り込んできます。すでに女性の利用者には出会い系のサクラが急増しているそうです。会話を続けて仲良くなると、有料のボッタクリ出会い系サイトに誘導される仕組みです」

　何だかアホくさくなってくる。

（日刊ゲンダイ2010年2月23日掲載）