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米ケンタッキー州の自社工場を訪問したトヨタ自動車の豊田章男社長=25日〔ロイター〕

トヨタ社長、米で説明奔走 ケンタッキー工場訪問・TV出演

 【ワシントン=森園泰寛】トヨタ自動車の豊田章男社長は25日、米ケンタッキー州の自社工場を訪問した。同日午前にはラフード運輸長官と会談したほか、現地メディアのインタビューにも登場した。豊田社長は大量リコール(回収・無償修理)問題で24日の下院公聴会に出席。対応の遅れを認め、品質改善努力を続けると表明したことで一定の評価を得たが、早期の信頼回復のためさらにアピールを図った形だ。

 米ケンタッキー工場は看板車種であるセダン「カムリ」などを生産する。豊田社長は約1時間滞在し、生産現場に足を運んだほか従業員ら約100人との対話の機会も設けた。一連のリコール問題に触れるとともに、「良い車をつくりましょう」と述べ結束を呼びかけた。3月2日の上院の公聴会への招致を見送られたこともあり、残る滞在期間中に他の工場や販売店も訪問する意向だ。

 ケンタッキー工場訪問に先立っては、ラフード運輸長官らと米運輸省で約30分会談した。安全性の重要さを確認するとともに、米消費者の保護に向けて協力することを話しあったという。(12:01)

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