少女に売春させた疑い　計１００件、中川区の男逮捕

　愛知県警少年課と中川署などは２４日、児童福祉法違反（淫行（いんこう）させる行為）と児童買春・ポルノ禁止法違反（児童買春周旋）の疑いで名古屋市中川区の探偵業三木達詞容疑者（３５）を逮捕。同法違反（児童買春）の疑いで、客の１人の愛知県新城市富岡、会社員浅見義隆容疑者（５４）を逮捕、送検した。

　逮捕容疑では、三木容疑者は浅見容疑者から３万円を受け取る約束をし、昨年１１月７日夜、家出中だった県内の無職少女（１６）と引き合わせ、名古屋市内のホテルでみだらな行為をさせたとされる。

　同署によると、三木容疑者は前夜にも別の男（４５）をこの少女に引き合わせて同様の行為をさせたという。三木容疑者は、一昨年１２月に少女と知り合い、家に住まわせた上で「援助交際やってよ」と持ちかけた。３万円のうち１万円は少女に渡していた。少女は同様の行為を１００件ほどさせられたといい、同署で詳しく調べている。

（中日新聞）