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ソマリア:苦境、帰国報告で訴え--日本ユニセフ協会大使、アグネス・チャンさん

 ユニセフ(国連児童基金)の国内委員会「日本ユニセフ協会」の大使としてソマリアを視察したアグネス・チャンさん(54)が25日、東京都内で帰国報告会を開き、「(内戦の影響などで)ソマリアでは5歳未満の児童の5人に1人が死亡するといわれる。どうしたら、一人でも多くの子供が生きていけるのか考えさせられた」と語った。

 視察したのは、ソマリランド自治政府が実効支配する北西部の都市ハルゲイサ。ソマリアにはほかに「プントランド」と呼ばれる自治政府が存在するが、どちらも国際的に認められていない。アグネスさんは「国際社会にも承認されておらず、援助が届きにくくなっている」と実情を説明した。

 ソマリア北西部では現在、戦闘はないが、激戦地の南部から逃れてきた人たちが難民キャンプで暮らす。【曽田拓】

毎日新聞 2010年2月26日 東京朝刊

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