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2010年2月25日(木) 21:30 |
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宇高航路廃止まで一ヶ月、従業員は
宇野と高松を結ぶフェリーが来月26日に廃止されるまで残り一ヶ月となりました。 岡山・香川の地元からは存続を求める声が出いますが、一方で、現時点で解雇される予定のフェリーの従業員は再就職への不安を抱きながら業務を続けています。
朝8時半、高松港の国道フェリーの発着場です。 従業員がフェリーに乗り込むトラックなどの誘導を行っています。 3月26日の運航廃止まで残り一ヶ月となりました。 国道フェリーの従業員109人は廃止にともない全員が解雇されることになっています。 午前9時、発着場では朝礼が行われていました。 陸上勤務の山田さんは国道フェリーに入社して1年半です。 厳しい就職難の中、複数の企業の面接を受け、ようやく国道フェリーに入社したといいます。 フェリーのかじをとるのは船長の石尾さんです。 石尾さんは貨物船の船員など海運の仕事をはじめて38年、国道フェリーでは20年間務めてきました。 国道フェリーは従業員109人の再就職先について、個別に面接を行い希望を聞くと話しています。 従業員らは再就職できるのかという不安の中、残り一ヶ月、乗客のために精一杯業務を続けたいという思いです。
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