【レスリング 主な戦績】
・00. / 全国中学校レスリング選手権 優勝
・01. 1/14
第5回全国少年選抜レスリング選手権
中学生男子の部52kg 優勝
・01. / 全国中学校レスリング選手権 優勝
・03. 8/ 3
インターハイ
個人戦 58kg級 優勝
一回戦 ○中島祐治(北佐久農) 4分30秒 テクニカルフォール
二回戦 ○仲里亨(北部農林) 1分52秒 フォール
三回戦 ○安沢薫(向上) 判定
準々決勝 ○土井淑登(南京都) 4分25秒 テクニカルフォール
準決勝 ○藤村浩二(日本文理大付) 1分28秒 フォール
決勝 ○関谷太朗(鹿屋中央) 1分49秒 フォール
・03.10/29
第58回国民体育大会
少年男子フリー58kg級 優勝
準々決勝 ○沢田祐太郎(光星学院) 判定
準決勝 ○梶田晋平(岐南工) 判定
決勝 ○松本克也(飛竜) 判定
・04. 3/29
全国高校選抜大会
60kg級 優勝
準決勝 ○安沢薫(向上) 判定
決勝 ○細越孝紀(光星学院高) 5分53秒 テクニカルフォール
・04. 8/ 5
インターハイ
個人戦 60kg級 優勝
二回戦 ○宍戸命(倉吉工) 4分50秒 テクニカルフォール
三回戦 ○竹本雄飛(立命館宇治) 判定
準々決勝 ○志土地翔大(玉名工) 3分54秒 テクニカルフォール
準決勝 ○大塚隆史(自由ケ丘学園) 1分47秒 フォール
決勝 ○米満達弘(韮崎工) 5分19秒 テクニカルフォール
04. /
天皇杯全日本レスリング選手権
フリー60kg級 3位
04.10/25
第 59回国民体育大会
少年男子フリー60kg級 優勝
二回戦 ○明内永世(宮古商高) 1分03秒 テクニカルフォール
準々決勝 ○鎌田学(岐南工高) 3分35秒 テクニカルフォール
準決勝 ○宍戸命(倉吉工高) 4分02秒 テクニカルフォール
決勝 ○細越孝紀(光星学院高) 5分03秒 テクニカルフォール
05. 8/30
全日本学生選手権
フリー 60kg級 準優勝
準決勝 ○湯元健一(日体大) 不戦勝
決勝 ×高塚紀行(日大) 判定1-2
05.10/24
第 60回国民体育大会
成年フリー60kg級 優勝
一回戦 ○野口勝(鹿児島) 判定2-0
二回戦 ○藤本健太(大阪) 判定2-0
準々決勝 ○若山真毅(恵峰学園教) 判定2-0
準決勝 ○湯元健一(日体大) 判定2-0
決勝 ○関川博紀(新潟県央工高教) 判定2-0
05.11/13
全日本大学選手権
フリー60kg級 優勝
一回戦 ○荒川芳久(青学大) 2P 1分52秒 テクニカルフォール
二回戦 ○大山健太(専修大) 判定2-0
準々決勝 ○沼尻健(国士舘大) 判定2-0
準決勝 ○湯元健一(日体大) 判定2-1
決勝 ○高塚紀行(日大) 判定2-0
06. 4/23 JOC 全日本ジュニアレスリング選手権 男子ジュニアの部フリー60kg級 優勝
二回戦 ○立間俊宏(日体大) 判定2-0
三回戦 ○武和将(拓殖大) 判定2-0
準々決勝 ○矢野吉住(立命館大) 判定2-0
準決勝 ○渡邊健太郎(日体大) 判定2-0
決勝 ○安沢薫(早大) 判定2-0
06. 9/ 2
世界ジュニア選手権
フリー60kg級 3位
一回戦 ×Mehgi Taghavi Kermani(イラン) 判定1-2
敗復一 ○Artur Arakelyan(アルメリア) 判定2-0
敗復二 ○Jack Bond(カナダ) 判定2-0
三決戦 ○Zelimanhan Kutsaev(ロシア) 判定2-0
06.12/21
全日本大学選手権
フリー 60kg級 準優勝
準決勝 ○利部翔(東農大) 2P 0分58秒 フォール
決勝 ×高塚紀行(日大) 判定1-2
07. 1/28
天皇杯全日本レスリング選手権
フリー60kg級 3位
一回戦 ○菊地憲(日体大) 判定2-1
二回戦 ○高塚紀行(日大) 判定2-0
準決勝 ×湯元健一(日体大) 判定1-2
07. 6/10
明治乳業杯全日本選抜選手権
フリー60kg級 優勝
二回戦 ○清水聖志人(クリナップ) 1P 1分33秒 フォール
準決勝 ○井上謙二(自衛隊) 判定2-1
決勝 ○高塚紀行(日大) 判定2-0
プレーオフ ×高塚紀行(日大) 2P 1分39秒 フォール
※プレーオフは世界選手権代表権を賭けての試合。
07. 8/24
全日本学生選手権
フリー60kg級 準優勝
二回戦 ○土井淑登(国士館大学)
三回戦 ○渡邉健太郎(日体大)
四回戦 ○立間俊宏(日体大)
準々決勝 ○入江淳史(同志社大)
準決勝 ○小田裕之(国士館大)
決勝 ×高塚紀行(日大) 判定0-2
07.10/ 第62回国民体育大会 成年男子フリー60kg級 3位
07.11/ 9 全日本大学選手権 フリー60kg級 優勝
07.12/23
天皇杯全日本選手権
フリー60kg級
二回戦 ○山口代悟(近大) 判定2-0
三回戦 ×高塚紀行(日大) 判定1-2
08. 6/25
全日本選抜レスリング選手権(北京五輪代表最終選考会)
フリー60kg級
二回戦 ○大館信也(自衛隊体育学校) 判定2-0
準々決勝 ×小田裕之(国士舘大) 延長サドンデス
08. 7/10
世界学生選手権
フリー 60kg級 優勝
一回戦 ○Hakki Gurel(トルコ) 判定2-0
準決勝 ○Khizry Duduyev(ベラルーシ) 1P 1分10秒 フォール
決勝 ○Reece Humphrey(アメリカ) 判定2-1
08. 9/29
第 63回国民体育大会
成年男子フリー60kg級 優勝
二回戦 ○大上一紀(中京学院大) 2P 0分08秒 フォール
準々決勝 ○松本桂(早大) 判定2-0
準決勝 ○小田裕之(国士舘大) 判定2-0
決勝 ○前田翔吾(日体大) 判定2-1
小学5年よりレスリングを始めた大澤選手は牛久南中に進学すると、
霞ヶ浦高レスリング部に練習生として練習に参加します。高校生に混じって練習して
力をつけた大澤選手は00年、01年と全国中学校レスリング選手権を2連覇する実績
を挙げています。
霞ヶ浦高に進学した大澤選手はレスリング部に正式に入部をして活躍。三年時には主将
を務めています。04年8月の高校総体(インターハイ)では、レスリング58kg級準決勝で、
DREAM.6に出場をしたAACCの
大塚隆史
(Otsuka Takafumi)選手と対戦をして1分47秒で
フォール勝ちを修めています。
この年(04年)には、高校三年の大澤選手は全国高校選抜、インターハイ、国体の全国大会
三冠を獲得し、全国最優秀選手賞を受賞しています。
山梨学院大学に進んだ大澤選手は引き続きレスリング部で活躍。こちらでも四年時には
主将を務めています。05年11月には全日本大学選手権に出場。フリー60kg級に出場した
大澤選手は準々決勝では、現在総合格闘技に転向をしてプロで試合を行っている
沼尻健
(Numajiri Ken)選手と対戦。判定2-0で勝利を修めています。この後大澤選手は、
湯元選手、高塚選手というこの階級での世界トップレベルの選手を撃破して一年生で
大学選手権を優勝しています。
06年4月12日には、山梨学院大学レスリング部にパンクラチオンチーム
が発足
レスリング協会や、PRIDE
が協力して発足したこのチームに、以前から総合格闘技が好き
だったという大澤選手も
11人の発足メンバー
に加わっています。
07年12月には、全日本選手権が終わるとすぐに故障を抱える首の手術を決行。リハビリを行い、
08年4月に練習を再開するまで、4ヶ月にわたるリハビリを行いました。
そして、かねてからの夢であった五輪出場を賭けて、08年6月の全日本選抜選手権にエントリー。
フリー60kg級には世界レベルの強豪がひしめき、
また総合格闘技で活躍をする
山本"KID"徳郁
(Yamamoto "KID" Norifumi)選手も出場して
テレビの中継
がつくなど注目をされる階級となりました。
大会では、二回戦の大館信也
(自衛隊体育学校)戦を1P、2Pともに延長でポイントを挙げて2-0で勝利。準決勝での小田裕之
(国士舘大)戦では1Pをポイント0-1で失うも、2Pにタックルを決めて4-0でピリオドを奪取。
最終Pでは両者拮抗した試合展開となってくじ引きとなります。ボールによるくじの結果、
大澤選手がクリンチを取られる不利な側となり、小田選手にバックを奪われてポイントを奪われ
サドンデスで敗れて敗退をしています。
この結果、大澤選手の北京五輪への道は絶たれる事となったのです。
08年7月15日には、WVRより第1弾の戦極育成選手として、
マキシモ・ブランコ
(Maximo Blanco)
選手と共に契約を発表。この時、ちょうど北京五輪代表を逃した大澤選手は08年9月の全日本
学生王座決定戦までレスリングを続ける事を表明。
実際に08年10月から本格的に総合格闘技の練習を始める。総合格闘技は好きではあったものの、
本格的な練習はした事がなかった大澤選手は戦極育成選手として
吉田道場
で練習を開始。
プロ選手達とのスパーや、田代勝久トレーナーによるボクシング指導などを積み総合デビューへ
向けて準備を進める。
そして08年3月18日には記者会見が行われて大澤選手が08年4月5日のパンクラスで
総合プロデビュー戦を行う事が発表されました。