オーバークロックなど定格外動作をおこなうと製品保証を受けられなくなります。ご注意ください。


Windows VistaでK10statを自動設定する

K10stat というフリーソフトを使用すると負荷の状態に応じて好みのクロックや電圧に設定することができます。 ただし、Windows VistaではデフォルトでUAC機能が有効になっていて、スタートアップに登録するだけではプログラム実行の許可を毎回手動でおこなう必要があります。

そこで以下では、Windows VistaのUAC機能を有効にしたままで、プログラム実行の確認なしでK10statを自動実行して設定を反映させる、というK10statの使い方をご紹介します。

参考: はじめてのCrystalCPUID

「タスクスケジューラ」を起動
<1>「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「管理ツール」→「タスクのスケジュール」から「タスクスケジューラ」を起動します。
タスクの作成画面を開く
<2>「操作(A)」→「タスクの作成(R)」でタスクの作成画面を開きます。
「最上位の特権で実行する(I)」にチェック
<3>「全般」タブ内の「名前(M)」の項目に適当な名前をつけ、「最上位の特権で実行する(I)」のチェックボックスにチェックを入れます。
「新しいトリガ」画面を開く
<4>「トリガ」タブの「新規(N)」で「新しいトリガ」画面を開きます。

設定を保存
<5>「新しいトリガ」画面の「タスクの開始(G)」を「ログオン時」に設定し、右下の「OK」ボタンで設定を保存します。
「トリガ」が設定
<6>「トリガ」が設定されました。
「新しい操作」画面を開く
<7>「操作」タブの「新規(N)」で「新しい操作」画面を開きます。
「-loadpstate」オプションを追加
<8>「新しい操作」画面の「プログラム/スクリプト(P)」項目にK10statの実行ファイル(k10stat.exe)へのパスを設定し、 「引数の追加(オプション)(A)」項目に「-loadpstate」オプションを追加します。

「操作」の設定を完了
<9>「新しい操作」画面右下の「OK」ボタンで「操作」の設定を完了します。
タスクの作成を完了
<10>「タスクの作成」画面右下の「OK」ボタンでタスクの作成を完了します。
「タスクスケジューラ」に戻る
<11>新しいタスクの作成が完了すると「タスクスケジューラ」に戻ります。
「タスクスケジューラライブラリ」を選択
<12>「タスクスケジューラ」の左ペインから「タスクスケジューラライブラリ」を選択します。

K10statが起動
<13>中央ペイン上部に表示されている先ほど作成したK10stat用のタスクを右クリックして「実行する(R)」でタスクを実行するとK10statが起動します。
クロックと電圧を設定
<14>「P-state」タブのProfile「Profile1」の「P0」〜「P3」に好みのクロックと電圧を設定します。
「FID」「DID」「CPU Voltage」「NB Voltage」の値を調整
<15>設定は左のラジオボタンで「P0」〜「P3」のどれかを選択した状態で 「FID」「DID」「CPU Voltage」「NB Voltage」の値を調整しておこないます。設定が終わったら右下の「適用(A)」ボタンで設定を適用し、 「OK」ボタンでK10statの設定画面を閉じます。
タスクのプロパティ画面を開く
<16>「タスクスケジューラ」の「タスクスケジューラライブラリ」の画面に戻るので、 K10stat用のタスクを右クリックして次は「プロパティ(P)」でタスクのプロパティ画面を開きます。

「操作の編集」画面を開く
<17>「操作」タブに移動して「編集(E)」ボタンで「操作の編集」画面を開きます。
「-nowindow」オプションを追加
<18>「操作の編集」画面の「引数の追加(オプション)(A)」項目に「-nowindow」オプションをさらに追加します。 「OKボタン」で設定を保存し、「タスクスケジューラ」を終了させます。
Windows Vistaを再起動
<19>「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「電源オプション」で「バランス」を選択し、Windows Vistaを再起動します。
K10statの設定を確認
<20>再起動後にCPU-Zを起動し、K10statの設定が自動的に反映されていることを確認します。

上記の方法を使えばUAC機能で安全性を確保したままでプログラムの実行を手動で許可する煩わしさから開放されます。 ただし、K10statで無理なクロックや電圧を設定すると面倒な事態に陥りかねないので、100%問題ない設定を使用してください。

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