自民党の谷川秀善参院幹事長は23日の記者会見で、鳩山由紀夫首相らの「政治とカネ」の問題を巡り、同党が国会で審議拒否していることに関し「(与党は)カエルの面にしょんべんみたいなもので何とも思ってないから、審議拒否する値打ちがない」と批判した。そのうえで「参院は別に影響を受けない」と述べ、参院では審議に応じる考えを示した。
谷川氏は22日の臨時役員会で審議拒否に異論を唱えていた。谷垣禎一総裁は23日、党幹部に一致結束した対応を改めて指示したが、党内の足並みは乱れたままだ。【田所柳子】
毎日新聞 2010年2月24日 東京朝刊
2月24日 | 谷川・自民参院幹事長:参院は審議に応じる |