亀井金融・郵政担当相との密会発覚
長崎県知事選に敗れ夏の参院選でのリベンジを誓った元プロレスラー大仁田厚氏(52)が、期待していた「みんなの党」にフラれて大ピンチだ。そんななか、モテモテなのが全日本プロレスの社長でもある人気プロレスラー武藤敬司(47)。かつて民主党の野田佳彦財務副大臣(52)から出馬要請を受けたことがあった。そんな武藤が、今月初旬に国民新党の代表、亀井静香金融・郵政担当相(73)と密会していたことが判明した!!
永田町に「70〜80%の確率で立候補する感触をつかんだ」の情報
「1〜2週間前に知人を介して亀井先生と都内でお会いした」と、武藤は密会を認めた。国民新党といえば、2007年の参院選でペルーのアルベルト・フジモリ元大統領を擁立に動くなど意表を突く候補者選びをしてきたことで知られる。年明けから、各党が“アスリート系”を含む著名人の候補者を次々と擁立しているなか、同党もインパクトのある人物を立てたいところ。そんな状況での「亀井・武藤」会談だけに、話の中身は参院選であることは容易に見当がつく。
事実、永田町では、こんな情報が駆け巡っていた。「民主党の議員の間では『前田日明は民主党、武藤敬司は国民新党から選挙に出る』という話が出ていたんですよ。最初は信じられなかったんですが、亀井さんが武藤さんに出馬の打診をして『武藤選手は国民新党から70〜80%の確率で立候補する感触をつかんだ』との情報を流す者がいるようだ」と政府関係者は明かした。
武藤といえば、先の衆院選で民主党の野田財務副大臣から出馬要請を受けたのは永田町では有名な話。国民新党から要請があっても、何ら不思議ではない。
ただ「70〜80%の確率で立候補する」との話はとてもうのみにはできない。必ずしも好景気とはいえないプロレス界で、メジャー団体の社長のイスを蹴飛ばして政界に進出することに、どれだけの意義を感じるのかは大いに疑問だ。
本紙の直撃に武藤は「プロレスLOVEだからお断りした」
そこで、密会の内容を武藤に直撃すると「詳しいことは言えねえけど、(亀井さんは)すごくポリシーを持った方で非常に尊敬の念を抱かされた。ただ…『(国民新党に)協力してほしい』というお話はあったけど、丁重にお断りしました」。「出馬要請」の具体的な言葉は出なかったが、やはり打診はあったようだ。
「俺はプロレスが好きだし、プロレス界全体も大変な時期。俺が滅びようとも、プロレスが滅びないシステムをつくらなきゃいけないと思っているし…。全日本プロレスを構築しきれない人間が日本を動かせるとも思えない」と武藤は付け加えた。
トップレスラーとして、また社長としてもまだまだ走り続けなければならない“プロレスLOVE”の武藤が、今リングに背を向けるわけにはいかない。
とはいえ、何年かたって武藤が社長の座を後継者に譲るときが来れば、政界でひと暴れしたくなるかもしれない。
(2010年2月25日付 東スポ社会面)
長崎県知事選に敗れ夏の参院選でのリベンジを誓った元プロレスラー大仁田厚氏(52)が、期待していた「みんなの党」にフラれて大ピンチだ。そんななか、モテモテなのが全日本プロレスの社長でもある人気プロレスラー武藤敬司(47)。かつて民主党の野田佳彦財務副大臣(52)から出馬要請を受けたことがあった。そんな武藤が、今月初旬に国民新党の代表、亀井静香金融・郵政担当相(73)と密会していたことが判明した!!
永田町に「70〜80%の確率で立候補する感触をつかんだ」の情報
「1〜2週間前に知人を介して亀井先生と都内でお会いした」と、武藤は密会を認めた。国民新党といえば、2007年の参院選でペルーのアルベルト・フジモリ元大統領を擁立に動くなど意表を突く候補者選びをしてきたことで知られる。年明けから、各党が“アスリート系”を含む著名人の候補者を次々と擁立しているなか、同党もインパクトのある人物を立てたいところ。そんな状況での「亀井・武藤」会談だけに、話の中身は参院選であることは容易に見当がつく。
事実、永田町では、こんな情報が駆け巡っていた。「民主党の議員の間では『前田日明は民主党、武藤敬司は国民新党から選挙に出る』という話が出ていたんですよ。最初は信じられなかったんですが、亀井さんが武藤さんに出馬の打診をして『武藤選手は国民新党から70〜80%の確率で立候補する感触をつかんだ』との情報を流す者がいるようだ」と政府関係者は明かした。
武藤といえば、先の衆院選で民主党の野田財務副大臣から出馬要請を受けたのは永田町では有名な話。国民新党から要請があっても、何ら不思議ではない。
ただ「70〜80%の確率で立候補する」との話はとてもうのみにはできない。必ずしも好景気とはいえないプロレス界で、メジャー団体の社長のイスを蹴飛ばして政界に進出することに、どれだけの意義を感じるのかは大いに疑問だ。
本紙の直撃に武藤は「プロレスLOVEだからお断りした」
そこで、密会の内容を武藤に直撃すると「詳しいことは言えねえけど、(亀井さんは)すごくポリシーを持った方で非常に尊敬の念を抱かされた。ただ…『(国民新党に)協力してほしい』というお話はあったけど、丁重にお断りしました」。「出馬要請」の具体的な言葉は出なかったが、やはり打診はあったようだ。
「俺はプロレスが好きだし、プロレス界全体も大変な時期。俺が滅びようとも、プロレスが滅びないシステムをつくらなきゃいけないと思っているし…。全日本プロレスを構築しきれない人間が日本を動かせるとも思えない」と武藤は付け加えた。
トップレスラーとして、また社長としてもまだまだ走り続けなければならない“プロレスLOVE”の武藤が、今リングに背を向けるわけにはいかない。
とはいえ、何年かたって武藤が社長の座を後継者に譲るときが来れば、政界でひと暴れしたくなるかもしれない。
(2010年2月25日付 東スポ社会面)
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