事件・事故
「胎児認知」で在留資格 比人ら虚偽届け容疑で逮捕
妊娠中の子供を父親が認知できる「胎児認知」の制度を悪用し、フィリピン人ホステスらが虚偽の届けをしたとして、兵庫県警外事課と姫路署は24日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、姫路市塩町のフィリピンパブ「ユニコーン」の経営者八木宣裕容疑者(58)=同市佃町=ら3人を逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、同店ホステスで八木容疑者と同居するマリセル・カーリム・ドゥムラオ容疑者(30)▽同市広畑区城山町、会社員津山美雄容疑者(42)。
3人の逮捕容疑は2008年12月、津山容疑者を父親とする偽の胎児認知届を姫路市役所に提出し、ドゥムラオ容疑者が男児を産んだ09年1月には偽の出生届を出した疑い。同署によると津山容疑者は容疑を認め、ほかの2人は否認している。
日本人が認知し、外国人女性が産んだ子供は日本国籍を取得できる。ドゥムラオ容疑者は在留資格を申請中。県警は、子供の養育名目で資格の不正取得を狙ったとみており、津山容疑者と男児のDNAを調べ、実の親子でないことを裏付ける。
県警は24日、同店など市内8カ所を家宅捜索。入管難民法違反(不法在留)の疑いで、元ホステスのエスペランサ・ブタック・ファボン容疑者(26)=同市大津区天満=も逮捕した。
(2010/02/24 23:13)
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