2010年 2月 24日
岡山県立高校一般入試出願始まる
岡山県内54の県立高校で24日から一般入試の願書の受け付けが始まりました。このうち岡山市中区の岡山操山高校では午前9時から願書の受け付けが始まり、中学校の教諭らが生徒たちの願書を手に訪れていました。高校の担当者は記入漏れがないかなどを入念に確認し、受験票を手渡していきました。県立高校の一般入試は54校で行われ、募集人数は自己推薦入試の合格者を除く7922人です。また、今年は新型インフルエンザの影響で初めて追試が行われます。一般入試の出願は26日正午までで、来月11日に学力検査12日に面接が行われ、19日に合格者が発表されます。

ファジアーノ経済効果は11億円
2年目のシーズン開幕を目前に控えたサッカーJ2のファジアーノ岡山が昨シーズン、地域にもたらした経済効果がまとまりました。その金額は約11億円にのぼります。これは日本政策投資銀行などが発表したもので、昨シーズンの入場料やグッズ販売、桃太郎スタジアム周辺の店舗の売り上げなどを元に試算した結果、ファジアーノ岡山の昨シーズンの経済効果は約11億円ということです。平均入場者数はJ218チーム中、7位の6162人と予想を1000人以上上回りました。その結果、入場料やグッズ販売のほかスタジアムまでの交通費や飲食費が売り上げを伸ばしました。また会見ではにぎわい作りや一体感への貢献など数字以上の効果をもたらしたという評価もありました。今シーズンのホーム開幕戦は来月13日。地域に定着したチームをさらにもり立て、今シーズンの活躍を期待したいものです。

香川県営野球場愛称「レクザムスタジアム」
香川県が募集していた県営野球場の命名権を高松市に生産拠点を置く、電子機器メーカーのレクザムが獲得し新しい愛称は「レクザムスタジアム」に決まりました。香川県は歳入確保のため先月18日から1ヵ月、県営野球場の命名権の売却先を募集していました。応募があったのは高松市香南町に生産拠点を置く、電子機器メーカー、「レクザム」の1件で審査の結果、売却が決まりました。愛称は社名を使って、「レクザムスタジアム」になります。契約金は年間1000万円で、今年5月1日から3年間の契約です。レクザムは今年、会社名を「隆祥産業」から変更し、会社の認知度を高めるために応募したということです。「サーパススタジアム」の名称は4月いっぱいで消えることになります。

春の味覚 タケノコ初出荷
春の味覚の話題です。岡山県下最大のタケノコの産地、倉敷市真備町で24日、タケノコが初出荷されました。真備町はタケノコの特産地として知られ、約130戸の農家がタケノコを生産しています。真備のタケノコは色が白くて柔らかく人気があります。農家の人たちは朝早くから竹林に出て長いステンレス製の棒を使って、土の中からタケノコを掘り出していました。今年の出来はまずまずと言うことで集荷場にはとれたてのタケノコ、約76キロが運びこまれ、岡山や倉敷の市場に出荷されました。タケノコの出荷は4月中旬がピークで5月中旬まで続きます。