岡山放送局

2010年2月24日 20時41分更新

岡山・高松 人事交流へ


岡山市と高松市は今後の連携を深めるため、新年度、職員1人ずつを相互に派遣しあう、人事交流を行うことになりました。

岡山市と高松市では、ことし7月から10月まで瀬戸内海の島の生活や文化を紹介する「瀬戸内国際芸術祭」が開かれるのを受けて、「観光」や「情報発信」の面で連携を強化する方針です。

その一環として、2つの市は、ことし4月から1年間、職員1人ずつを相互に派遣することを、このほど開いたトップどうしの会談で決めました。

派遣されるのは
▼岡山市からが主任クラス、
▼高松市からは係長クラスで、
岡山市の職員は「観光部門」に、高松市の職員は「情報分野」で、それぞれ勤務するということです。

岡山市と高松市の間ではこれまでは研修などで数週間程度、職員を派遣しあうことはありましたが、年間を通じた派遣は今回が初めてです。

岡山市の高谷市長は「瀬戸内海を挟んで連携し、地域づくりを進めたい」と話しています。

また、高松市の大西市長は「政令市の岡山市と交流や連携を深めたい」と話しています。