ヘッドラインニュース
船場で「万博マニアナイト」-上海万博のプロデューサーが語る
(2010年02月23日)
大阪市立大学が運営する「船場アートカフェ」(大阪市中央区久太郎町3)で2月21日、上海万博の大阪出展でプロデューサーを務める橋爪紳也さんによる講座「万博マニアナイト」が行われた。
同大学で都市研究を行う教授と研究者が、大学での机上の研究だけではなく、実際に街へ出て実践的な試みを行おうと設立した同カフェ。豊かな歴史と文化を持ちながら活気を失いつつある船場を「文化の発信地」として再生させたいという思いから、船場の雑居ビル地下にある同所を選んだという。同カフェでは2月中、「都市とアート」をテーマに1日完結の28講座を企画し、市民を無料で招待する「マンスリーアートカフェ」を実施している。昨年スタートし2回目となる今年は、新たな試みとして同大学の学生が企画から準備、運営まで行う「学生企画講座」も開いた。
21日に行われた講座「万博マニアナイト」では、昨年の「水都大阪2009」の総合プロデューサーで同カフェのプロデューサーも務める橋爪さんが約2時間、たっぷりと上海万博の魅力と大阪出展のビジョンを説明。大阪出展は、博覧会史上初めて設けられる「ベストシティー実践区」という世界の代表都市が先進的な事例を展示する地区に参加、パリ、ビルバオ、スイス3都市とともに共同館に出展し、3つのエリアで水都大阪の魅力と大阪の環境先進技術を紹介する。同講座では、万博関係者以外には初公開となる映像が紹介されたほか、講座終了後の交流会では秘蔵万博グッズが進呈されるなど、参加者25人はマニアックな講座内容を満喫した。
橋爪さんは「『水のある都市、大阪』の魅力を紹介することが今回の大阪出展の使命。姉妹都市である大阪と上海のつながりを通して、今回の万博で日本と中国の交流がさらに深まれば」と意気込む。
上海万博で流す予定の「水都大阪2009」紹介映像(編集段階)(関連画像)FM802、上海万博「大阪館」を飾るアートファサード作品を募集(梅田経済新聞)道頓堀の巨大たこ看板、上海万博に出張-「くくる」出展に合わせて(なんば経済新聞)上海万博大阪出展公式サイト船場アートカフェ
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://namba.keizai.biz/headline/1200/trackback.html
アーカイブス
プロのデザイン現場を語るイベント-アップルストアで毎月開催 アップルストア心斎橋店(大阪市中央区西心斎橋1)で2月23日、日本グラフィックデザイナー協会(略称=JAGDA)大阪地区…
南堀江の料理教室で写真講座-光の当て方など「おいしく」撮るコツ指導 家庭料理やパンなどを教える料理教室「キッチン ノイエ」(大阪市西区南堀江4、TEL 06-6538-0141)で2月23…
エスモード大阪校で卒業コレクション-学生が22ブランドを発表 ファッション専門学校「エスモードジャポン 大阪校」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-6539-5555)で2月21日、…
道頓堀芸術祭が閉幕-ツイッター、ユーストリームでライブ中継 道頓堀の中座くいだおれビル(大阪市中央区道頓堀1)4階のイベントスペース「studio ZAZA」で2月20日・21日、…
アメリカ村でエアガン・シューティング大会-愛好家30人集まる アメリカ村のボーリング場「サン・ボウル」地下にある「サンホール」(大阪市中央区西心斎橋2)で2月21日、エアガンのシュー…