“腰パン座長”に大爆笑!新喜劇&スポニチ融合
“国母スタイル”に変装した内場記者(左)の「反省してま〜す」に大爆笑
Photo By スポニチ |
スポーツニッポン新聞社と吉本興業のコラボレーション企画「スポニチ新喜劇」が23日、大阪・千日前のなんばグランド花月(NGK)で開幕した。スポニチ記者に扮した座長の内場勝則(49)は、変装潜入取材のシーンで、バンクーバー五輪スノーボードの日本代表・国母和宏(21)を想起させる“腰パン”姿で登場し、場内大爆笑。2回公演に計約1400人が集まった歴史的コラボの船出を盛り上げた。終演後は会場限定のスポニチ本紙特別号外が配布された。
内場扮する記者が、人気女子ボクシング選手・まき(宇都宮まき)に関する特ダネに遭遇したことで騒動に巻き込まれていくストーリー。事件の真相を探るべく、まきの実家の食堂にアルバイトとして潜入する内場が見せた変装に、客席の笑いは途切れなかった。
バンクーバーで熱い戦いが繰り広げられている冬季五輪の真っただ中。選手団の出発時に物議を醸し、社会現象になった“腰パン”とドレッドヘアは記憶に新しいだけに、観客は腹を抱えて大笑い。
このキャラクターは、初日前日の深夜、舞台稽古で急きょ決まった。直前の立ち稽古までは、中国人の設定だった。衣装合わせで、ドレッドのカツラを目にした内場が発案した。
新聞記者顔負け!?の時事感覚たっぷりのひらめき。「正直、最初の設定は“どないしたらええねん”と思っていたんですが、今、オリンピックがやっててよかったです」と照れ笑い。
これが奏功し、初日は盛況のまま幕を閉じた。「最初やから、ぎくしゃくしましたね」という内場だが、「観客席は、最後まで見てくれてる感じが伝わってきた。あったかかったですね」と、手応えを感じた様子。「ゲストも替わっていくし、これからも毎日違うものになる。生ものなので、早めにお召し上がりください」。3月1日の千秋楽まで、千変万化の新喜劇となる。
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