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ワンポイントアドバイス�B　【「南道路」が絶対いいのか？】

みなさんが土地を購入する時にまず気なるのが、「道路付」だと思います。物件のどの方向に道路が付いているかです。一般的に一番好まれるのがいわゆる「南道路」です。土地にかかわらず建売を購入する場合でもこの「南道路」は価格が最も高くなります。これに「角地」という条件が加わるともっと価格に反映されます。当社で土地を探している方でも、まず「南道路」を希望される方が比較的多いように思います。なぜ、皆さん「南道路」を希望されるかというと、それは「日当たりの良さ」に尽きると思います。しかし、本当に「南道路」が最高なのでしょうか？私の意見としては「ケースバイケースです」というところでしょうか。「南道路」には、デメリットも存在します。家の開口部（窓面）は当然ながら南を向いています。つまり、道路を通る不特定多数の通行人から「丸見えになる」ということです。これは、お庭も同様です。もう一つは、建物をプランニングする場合、玄関スペースが必然的に南側に来ますので、居室の南開口部が減ってしまいます。同様に、カーポート・アプローチも南側に来ますので、お庭のスペースもその分減ってしまいます。
また、道路幅があまりなかったり道路を隔てて反対側に高い建物が建っていると意外に日当たりの良くない「南道路」になったりする場合もあります。このように、条件が良くない「南道路」だと、条件の良い「北道路」（南側が１．５ｍ以上低い、土地の奥行が長い等）の方が日当たりも良く、庭も広々とういうこともあります。土地選びの参考にしていただければ幸いです。