有限会社 相和不動産
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ワンポイントアドバイス@ 【今は、買い時ですかね?】
- よく、お客様から「今は、買い時ですかね?」という質問をいただく時があります。すごく微妙な質問なのですが、まず私が言いたいのは「テレビなどに出ている経済評論家の言うことは信用してはいけない」ということです。誤解のないように言えば「自分が住むための不動産の購入に関しては」ということです。よく「金利が下がった今が買い時です」とか「住宅ローン減税が拡充された今が買い時です」というセールストークを使う営業マンがいます。しかし、よく考えてみると、金利や税制はあくまでも2次的な要因でしかありません。
我々にとって住む家は必ず必要です。そこには必ず「居住費用」が発生します。賃貸であろうと持ち家であろうとこの「居住費用」は必ず発生します。まず、この居住費用の面でいうならば単純に「賃貸で借りた場合の月々の家賃」と「購入した場合の月々のローン金額」を比較してみるといいかもしれません。この比較だけで言うと比較的物件価格の安い郊外では「購入した場合の月々のローン金額」が「賃貸で借りた場合の家賃」よりも安くなるケースが多くなります。当社が営業しているあすみが丘もこのケースが多いです。例えば月々70,000円の家賃を10年払うと総額で840万円になります。賃貸ですのでその840万は単純に出費するだけです。この金額を住宅ローン換算すると30年ローンで1800万円を金利2.375%(現在の変動金利です)で借りたものに相当します。つまり、2000万円位の物件は購入できるという計算になります。仮に10年間で値下がりしたとしても840万円の値下がりであれば賃貸と同じという考え方もできます。
経済評論家の方々は、不動産をひとくくりで語る人が多いと感じてます。例えば、投資用物件と居住用物件、一戸建てとマンションではケースが全く違うし、都内と郊外ではやはり状況もまったく違います。投資用物件であれば、税制や金利は非常に重要な要因となります。そのあたりまで踏み込んで話をしている評論家の方はあまりいません。まあ、限られた放送時間の中でそこまでは踏み込めないかもしれませんが。
私の持論としては「無理なく買える方は買ったほうが良い」です。現在の不動産市況においては、値上がりにより売却益は期待できません。おそらく、この先も同様の状況が続くと思われます。しかし、不動産は少なくても「実態のある資産」です。株や先物取引と違い「ゼロ」になることはありません。(天災地変、火事等の突発的な物は別として。但し、土地は残りますが)無理のない購入であれば「買いたいと思った時が買い時」と言えるでしょう。
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