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   2008年度の研究テーマ

学年 担当学生 テーマ名
4年 大西 智士 岡山県内における地域別のゴミ収集法と最終処理の比較について
3年 天野 まなみ 高梁地域のホタルの保全活動からみる地域のコミュニティ活動の現状
市川 隆寛  企業(小売業)の環境配慮行動が消費者の購買行動にどのように影響を及ぼすか(仮題)
片山 勝正 住宅や学校等における室内空気汚染の現状と被害・対策について
辻  拓也 高梁市の地域行事における環境教育の課題について(仮題)
人見 友佳子 岡山市青江付近を中心とする地域の排気ガスによる大気汚染の性状について(仮題)
藤見 祐輝 国内の電力会社における環境配慮行動とその成果




    2007年度の研究テーマ


*** 高梁地域における自動車排ガス汚染の影響について


【研究の背景と目的】
中山間地域に隣接する高梁市は森林資源と自然に恵まれ、水質や大気の汚染物質を排出する事業所や工場などの発生源が少ないが、市内を国道180号線がとおり,かなりの交通量がある。国道180号線の落合橋を中心とする区域では,朝夕の時間帯に激しい渋滞が起こっており,自動車排ガス中の二酸化窒素(NO2)による大気汚染が懸念される。この区域の大気中NO2濃度の状況を把握することは高梁地域の住民の健康影響を考える上で重要である。そこで,天谷式簡易測定法を用いて2006年7月から2007年9月までの期間,毎月1回の大気調査を行った。この調査結果を県南の市街地(総社市)および道路沿道(早島町長津)と比較することにより,高梁地域の大気中NO2の汚染レベルがどのような状況にあるのか評価した。

【成 果】
 
2008年6月、第17回環境化学討論会においてポスター発表
       (於:神戸市、国際会議場)






*** 循環型社会に於ける企業(小売店)の環境配慮行動と
      消費者行動の関わりについて


【研究の背景と目的】

岡山県循環型社会形成推進条例に基づき20042月に「岡山エコ事業所認定制度」が創設され,ゼロエミッション・一般事業所・小売店の認定が行われている。20069月現在の認定小売店は148店舗あるが、環境に配慮した取り組みの実状は明らかにされていない。そこで、エコ事業所の認定制度をとおして県内の小売店企業の環境配慮行動を評価することを目的として、認定項目のアンケート調査および環境配慮項目に関する店頭調査を行った。また、消費者にアンケート調査を行い、エコ事業所認定制度の社会的認知度や購買行動に関連する環境配慮の意識について考察を加えた。

【成 果】
 2007年10月、環境経済・政策学会において本人が口頭発表
       (於:彦根市、滋賀大学)






*** リサイクル法から見る循環型社会の未来のあり方
        
−家電リサイクル法の課題を踏まえて−

【研究の背景と目的】
家電リサイクル法は1995年の容器包装リサイクル法制定に続き、循環型経済社会を構築するための新しい法制度として、排出者・小売業者・製造業者がそれぞれ新しい役割分担の下でリサイクルを強力に進めるため1998年に制定された。現行法では、廃家電の回収や処理等においては台数の増加が見られ、一定の成果を上げているものの、その一方で廃家電の不正なルートによる不法投棄や海外への輸出など問題が浮き彫りとなっている。そこで、家電リサイクル法の法律体系や仕組み、施行後の廃家電の回収や処理等の実態を調べることにより、現行法の問題点や課題を明らかにし、排出者・小売業者・製造業者の三者が納得のいく方法にもとづいた真のリサイクルシステムの築とは何かについて考察を行うことにした。


  
 ○ 各種のリサイクル法
 ・家電リサイクル法
  ・自動車リサイクル法
  ・PCリサイクル法
  ・食品リサイクル法

  ・建設資材リサイクル法

 
  2007年度環境リスクマネジメント学科 卒論発表会

          朝から夕方までかけて、卒業生23名の4年間の成果が報告されました。
            当日は、全員がスーツ姿で発表に臨みました。とても成長した姿に
            頼もしさを感じつつも、卒業していく寂しさをふと思った発表会でした。

  

 日時: 2008年2月8日(金)

 場所: 14号館501講義室


小田研究室のゼミ学生3名が
発表を行った時の様子を紹介しています。