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波紋呼ぶハマス幹部殺害 「99%」モサドが関与? 欧州と外交摩擦も (2/2ページ)
イスラエルのリーベルマン外相は「イスラエルがやったとする証拠はない」と述べ、“関与”について否定も肯定もしていない。しかし、自国の旅券をこうした形で“悪用”されたことがわかった英国では、「イスラエルから明確な説明を求めたい」(政府報道官)といった声が出ている。
イスラエル国内では、すでにモサドが実行したかのような前提で議論が展開。マブフーフ司令官の暗殺行為そのものを否定する論調はないものの、対外工作のあり方について、「欧州との摩擦は残ったとしても、マブフーフ殺害は重要な成果」(有力紙イディオト・アハロノト)、「戦術的な成果よりも、長期的な戦略的を考えると外交問題に発展するようなやり方を続けることが賢明だろうか」(ハアレツ紙)といった議論が出ている。
一方、パレスチナ自治区ガザ地区では17日、多数のハマス支持者が集会を開き、イスラエルへの報復を叫んだ。